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2010年5月18日(火)開催
第42回 ニッポン放送番組審議会 議事概要
場所  ニッポン放送 8階役員大会議室
出席者
(委員)村上 和雄委員長 澤岡 昭副委員長、大内順子委員、福田宏之委員、石井幹子委員、久石 譲委員、山本一力委員、山口 香委員
(放送局)磯原 裕社長、大沼 渉常務、宮本幸一常務、森谷和郎取締役、岩崎和幸取締役、松浦大介編成局長、檜原麻希デジタル事業局長、小池 清制作部長、瀬尾伊知郎編成部長(事務局長)
議題 1.「山本一力原作『黒潮兄弟』よりラジオドラマ「くじら」」
今回は、「山本一力原作『黒潮兄弟』よりラジオドラマ「くじら」」について審議が行われた。
放送界で各種の賞のノミネート受付が相次ぎ、これから選考会が本格化していくなか、昨年大晦日に放送したニッポン放送のラジオドラマ「くじら」がいち早く、第47回ギャラクシー奨励賞に選ばれた。
ラジオは音声メディアとして、音楽・トーク・スポーツ中継などのエンターテインメントを送り続けてきた。そのラジオの音声ソフトの中でも、ラジオドラマは頂点に位置する特別なコンテンツと言える。原作選び、そしてその原作からの脚本化、役者のキャスティング、イメージを広げる音響演出、長時間にわたるスタジオ収録、根気の要る丹念な編集作業など、ラジオドラマの制作は多くの要素が絡み合い、いわば「ラジオの総合力」が問われる仕事である。昔と比べて若年化している今のラジオディレクターにこれらの力を身につけてもらうためにも、ドラマ制作の機会は必要であることなどが説明された。
これに対して委員からは
・手間ひまをかけたものが、人の感動をよぶ
・今後も「ラジオの力」として続けてほしい
・ゆったりとしたいい時間を過ごすことが出来た
・ラジオドラマ制作はニッポン放送のために絶対必要なものだ
・メッッセージがしっかりとあって素晴らしい
・人の心をうつ、人の心をあらうような番組を今後も作ってほしい
などの意見が出された。
ニッポン放送ではこうした意見を参考に、音声メディアの真髄である「ラジオドラマ」の制作を継承していくことを誓って、第42回ニッポン放送番組審議会を終了した。 なお次回の番組審議会は、6月15日に開催される予定。
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