AMラジオ1242 ニッポン放送
 
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2008年10月21日(火)開催
第26回ニッポン放送番組審議会 議事概要
場所 ニッポン放送 役員大会議室
出席者
(委員)村上和雄委員長、澤岡昭副委員長、大内順子委員、石井幹子委員、山本一力委員
(放送局)磯原裕社長、大沼渉常務、宮本幸一常務、田中厳美編成局長、加藤久雄報道部長、瀬尾伊知郎スポーツ部長、
上村貢聖制作部長、松浦大介編成部長(事務局長)
議題 1.「ニッポン放送と落語家」
今回は、「ニッポン放送と落語家」について審議が行われた。
審議会の冒頭、まず8月25日から二週間実施された「首都圏ラジオ聴取率調査」の結果が報告された。今回の調査では、ラジオ全体がどれぐらい聞かれているかを示す数値セッツインユースは、前回6月から0.2ポイント下がった7.4%で、ニッポン放送の平均聴取率は、 前回に比べて0.1ポイント上がった1.1%と、今回も第2位であったことなどが報告された。
続いて「ニッポン放送と落語家」について審議が行われた。
ここ数年、落語ブームが続いており、テレビドラマや映画でも題材に取り上げられ、落語ファンの裾野は確実に広くなった。ニッポン放送でも人気番組を振り返るとき、「落語家」の存在を抜きに語ることはできない。「明るく、楽しく、笑顔と元気が出るラジオ」をモットーにリスナーと向かい合うニッポン放送にとって、落語は普遍性のある大切なコンテンツの基礎ジャンルであり、落語家は時代に敏感な喋り手で、しかもたった一人で人間の物語を描き出せる表現能力の持ち主という点で、ラジオにはもってこいの人材である。映像がなくても、言葉のニュアンスだけで人間の喜怒哀楽を細かくリアルに伝えられる落語家は、 ラジオと大変相性のいい存在であることなどが説明された。
これに対して委員からは、
・日本のいいものを見直すという点ではとてもいいこと
・音声のみでイメージを広げるという点ではラジオと同じ
・ユーモアがあるということは余裕があるということ、人間関係を豊かにする
などの意見が次々に出された。
ニッポン放送では、こうした意見を参考に、これからもリスナーのイマジネーションを刺激し、心を豊かにする番組作りを目指すことを誓って、 第26回ニッポン放送番組審議会を終了した。次回は11月18日に開催される予定。
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