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2005年1月18日(火)開催
第281回 ニッポン放送番組審議会 議事概要
場所  ニッポン放送 役員会議室
出席者
(委員)村上和雄委員長、長沼健副委員長、大内順子委員、澤岡昭委員、福田宏之委員、米長邦雄委員、石井幹子委員、久石譲委員
(放送局)亀渕昭信社長、小笠原徹常務、宮本幸一常務、森谷和郎編成局長、中島恒雄デジタル&イベント局長、甲田秀臣技術局長、松村吉洋制作部長、上村貢聖報道部長、加藤久雄スポーツ部長、田中厳美編成部長(事務局長)

議題 「特に議題を設けず自由な意見交換」
 第281回番組審議会が1月18日に開催された。今回は、年初ということもあって、初顔合わせでの、自由な意見交換の場となった。
 冒頭、年末12月に実施された「首都圏ラジオ聴取率調査」の結果が報告され、ニッポン放送は、前回比0.1ポイントダウンの1.2%で、首位TBSとの差が0.3ポイントに広がったことが明らかにされた。
また、この報告に引き続き、この日の朝刊各紙に大きく報じられた、フジテレビによるニッポン放送株式の公開買付け(TOB)について、亀渕社長から、ニッポン放送としても、これに賛同し協力して行くことなど、詳しい説明が行なわれた。この問題については、新聞紙上でも大きな報道であったことから、各委員からも質問が相次ぎ、例えば、ニッポン放送が持つフジテレビの株はどうなるのか?フジテレビの公開買付に対して、他のどこかが出てきて、値段を上げて買い続けるということはないのか?TOBの過去の例では、どういうことがあったのか?今後、アナウンサー等の人事交流はどうなるのか?等々が出された。
 一方、番組面では12月の聴取率調査結果について詳しく説明が行なわれ、その前の回、昨年10月の調査時には、台風23号の直撃や新潟県中越地震の発生など自然災害が相次いだことから、民放ラジオよりNHKラジオの数字がアップしたこと、しかし今回は、再び民放ラジオが数字を伸ばしたことなどが明らかにされた。また、ラジオのリスナーとパーソナリティとの関係に話が及び、ニッポン放送としては、番組を改編して暫く経っていることから、徐々に、パーソナリティがリスナーの中に浸透し始めているという感触を得ていることなどが報告された。
 この他、2005年は、来年のワールドカップ・サッカー・ドイツ大会へ向けて、アジア最終予選が行なわれるが、ニッポン放送では、最終予選で、日本代表が戦う試合のラジオ独占中継権を獲得したことが報告され、サッカー中継について様々な意見が出された。特に、対北朝鮮戦が注目されるとして、北朝鮮の戦いぶりについて活発な意見交換が行なわれた。
 審議会の最後に、ニッポン放送から、今年も、大いに頑張って行く旨の決意表明を行い、番組審議会の年間スケジュールを確認した上で、第281回番組審議会を終了した。なお、次回は、2月15日に開催する予定。

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