AMラジオ1242 ニッポン放送
 
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2004年1月20日(火)開催
第271回ニッポン放送番組審議会議事概要
場所  ホテルグランパシフィックメリディアン
出席者
(委員)村上和雄委員長、長沼健副委員長、福田宏之委員、澤岡昭委員、米長邦雄委員、石井幹子委員、久石譲委員
(放送局)亀渕昭信社長、小笠原徹常務、宮本幸一常務、森谷和郎編成局長、中島恒雄デジタル&イベント局長、甲田秀臣技術局長、松村吉洋制作部長、佐藤隆彦報道部長、加藤久雄スポーツ部長、田中厳美編成部長(事務局長)
議題 1.特に設けないでの自由討論
 第271回ニッポン放送番組審議会が1月20日に開催され、今回は新年顔合わせを兼ねての審議会であり、特に議題を設けずラジオを巡って自由な意見交換を行った。
 審議会では、まず12月に行われた「首都圏ラジオ聴取率調査」の結果が報告され、ニッポン放送は、前回と同様の1.4%で、第2位だったことが明らかにされた。
引き続き亀渕社長より、本年が開局50周年にあたること、また本社の有楽町移転の年でもあり、今後のスケジュール説明とともに、こうした節目の年であるからこそ、例年以上に力を入れて頑張って行きたいという決意表明が行われた。これに対して、委員の間からは、50周年を記念してのイベントや特別番組等について質問が出され、これについては、当面のイベントとして、5月に「わんぱく宣言21」という、子どもたちの作文コンクールを実施することなどがニッポン放送側から説明が行われた。
また、子ども向けということで、東京のラジオ5社が揃って実施する、パーソナリティによる中学校での特別授業「ラジオ課外授業」についても説明が行われた。こうした子ども向けの企画に対して、都心では外国人の子どもも多いことから外国語の放送の是非についても意見が交わされ、今後のデジタル放送に活用して行きたいという考えが示された。
 この他、ラジオの難聴取問題にも議論が及び、委員の間から「せっかくニッポン放送を聴こうと思っても、聴こえ難い所がある」との指摘があり、これに対してニッポン放送側からは、東京に高いビルが多くなってきたことなどが原因として考えられるが、この問題については、東京の全ラジオ局共通の問題だとして、ニッポン放送など東京のラジオ5社で、現在、難聴地域をいかに克服していくかなどについて、さまざまな形の調査などを行っていることが明らかにされた。
 最後に、最近のニッポン放送の出版活動等が紹介された。まず瀬戸内寂聴さんの法話をまとめたカセットブック、そして番組から生まれた本として、2002年6月から1年間続いた長嶋茂雄氏の番組から、長嶋氏とゲスト7人との対談をまとめた本、「人生の知恵袋」の出版物2冊が紹介され、第271回番組審議会を終了した。なお、次回は2月17日に開催予定。
ニッポン放送番組審議会事務局 〒137-8686 東京都港区台場2-4-8 TEL03-5500-3262