AMラジオ1242 ニッポン放送
 
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2003年2月18日(火)開催
第262回ニッポン放送番組審議会議事概要
場所  ニッポン放送 役員会議室
出席者
(委員)長沼健副委員長、福田宏之委員、大内順子委員、澤岡昭委員、米長邦雄委員、石井幹子委員
(放送局)亀渕昭信社長、小笠原徹常務、宮本幸一常務、熊田忠雄編成局長、森谷和郎デジタルメディア局長、中島恒雄事業開発局長、甲田秀臣技術局長、吉田雄生制作部長、佐藤隆彦報道部長、田中厳美編成部長(事務局長)
議 題 1.松井選手の応援と2003年メジャーリーグ中継
 第262回ニッポン放送番組審議会が、2月18日(火)午後開催された。今回は、今年、巨人からアメリカ大リーグに移籍した松井秀喜選手へのニッポン放送の応援体制と、日本のラジオ局で唯一「大リーグの中継権」を持つニッポン放送の今年の取り組みについて説明があり、各委員から意見が出された。
  まず松井秀喜選手の応援では、この春のニッポン放送のキャンペーン「あなたがいるからニッポン放送。」のシンボル・キャラクターとして松井選手に白羽の矢を当てたこと、年明け早々に「松井選手応援プロジェクト」として「折鶴キャンペーン」をスタートさせたこと、松井選手の写真と「ボクのホームランはニッポン放送で!」と大きな文字が躍るポスターを作製したこと、松井選手のコメント入りのジングルを放送することなどが紹介され、アメリカでの取材体制なども説明された。
  またメジャーリーグ中継については、3月25日・26日のアスレチックス対マリナーズの日本での開幕戦中継に始まり、日本時間の4月1日(火)午前、トロントでのニューヨーク・ヤンキース開幕戦、4月7日(月)未明のヤンキースのニューヨークでの開幕戦中継などが予定されていること、さらに4月末から5月上旬のヤンキース対マリナーズの試合も中継する予定であることなどが報告された。
  こうしたニッポン放送の取り組みに対して、委員の間からは、松井選手の大リーグ移籍は、最近にない明るい話題であり、これに取り組むニッポン放送の姿勢を評価する声が出た。一方で、「2003年、野球が好きならニッポン放送」と打ち出したことについて、「野球が好きなら」ではなく「スポーツが好きなら」として、サッカーなども積極的に取り上げて行くべきだという声も出た。また、スポーツだけでなく、サイエンスやアートもあって、スポーツではないものを求める人もいるので、この点にも配慮が必要だという意見も出された。この他、今回の松井選手もそうだが、サッカーやゴルフなど、今やスポーツ界は世界を舞台に活躍する選手が多く、こうした選手の生の声をぜひ取材して放送してみたらどうかという意見が出るなど、委員の間から多くの積極的な意見が飛び出した。
  こうした意見に対して、ニッポン放送では、聴取者のニーズに合った放送を心がけて行きたいという方針が示され、第262回番組審議会を終了した。
なお、次回の番組審議会は3月18日に開催予定。
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