AMラジオ1242 ニッポン放送
 
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2002年9月17日(火)開催
第258回ニッポン放送番組審議会議事概要
場所  ニッポン放送 役員会議室
出席者
(委員)村上和雄委員長、長沼健副委員長、福田宏之委員大内順子委員、石井幹子委員、米長邦雄委員、久石譲委員、澤岡昭委員
(放送局)亀渕昭信社長、小笠原徹常務、宮本幸一常務、熊田忠雄編成局長、森谷和郎デジタルメディア局長、中島恒雄事業開発局長、甲田秀臣技術局長、佐藤隆彦報道部長、加藤久雄スポーツ部長、田中厳美編成部長(事務局長)
議 題 1.8月実施の「首都圏ラジオ聴取率調査について」
 第258回ニッポン放送番組審議会が9月17日午後開催された。今回は、まず、8月に実施された「首都圏ラジオ聴取率調査」の結果が報告された。セッツインユースは、前回より0.1%アップして、8.4%だったこと、またニッポン放送は1.3%で、首位のTBSに0.6%の差で、前回同様2位だったことが報告された。
 これに対して、委員の間からは、聴取率調査実施の詳細や、年齢層など細部にわたる質問が相次ぎ、ニッポン放送としても、詳細なデータを示して詳しく説明した。
議 題 2.ニッポン放送の秋の新番組について
  9月30日にスタートする「ナイターオフ」に合わせて、ニッポン放送ではこれまでにない43.8%という大幅な改編に踏み切ることが報告され、新番組の説明が行われた。
 ここでは柱となる以下の点が紹介された。
(1)「ハッピーサプライズ・コミュニケーション」という編成コンセプト
(2)月〜金・午前帯の大幅改編→「うえやなぎまさひこのサプライズ!」
(3)オフシーズンながら「ショウアップナイター」というタイトルを使った番組の放送
 →「ショウアップナイターニュース」(パーソナリティ=森永卓郎)
 C イベント連動型の番組→「東京キャラクターショー」
 D 学校週休2日制を意識した、金曜夜の番組の組み立て直し
 →「オールナイトニッポン・スーパーフライデー」
 これら新番組の説明に対して委員の間からは、前記聴取率調査結果と関連して、新番組を聴いて欲しい年齢層の確認、とくに午前中の番組の聴取者層とそれに応えるべき番組の在り方などについて活発な意見が出された。
 また、かつてはラジオの主流でもあった「ラジオドラマ」の復活を求める声が出され、関連して、最近のディレクターや演出家等の育成、さらに次世代につながる番組作りなどについての提言や議論が行われた。
 こうした委員の意見についてニッポン放送では、委員から出た様々な意見を「改革の第一歩」と受け止め、長期的視野に立って新しい形の番組作りを目指して行くと言う姿勢が打ち出された。
なお、次回の番組審議会は11月に開催する予定。
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