AMラジオ1242 ニッポン放送
 
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2001年6月19日開催
第246回ニッポン放送番組審議会議事概要
場所  ニッポン放送役員会議室
出席者
(委員)浅田敏委員長、長沼健委員、石川弘義委員、米長邦雄委員、大内順子委員、澤岡昭委員。
(放送局)亀渕昭信社長、高柳和彦専務、小笠原徹編成局長、宮本幸一事業開発局長、甲田秀臣技術局長、田村光広報道部長、本郷純二制作部長、永渕啓デジタルコンテンツ部長、森谷和郎編成部長(事務局長)
議 題 ニッポン放送のサテライトスタジオ展開について
 第246回ニッポン放送番組審議会は、6月19日、新しく完成したニッポン放送のサテライトスタジオ「有楽町Radio Town」の見学を兼ねて、いつもの台場本社屋を離れ、有楽町で開催された。
 冒頭、事務局から,今回の議題であるニッポン放送の「サテライトスタジオ展開」について説明があった。
サテライトスタジオは、リスナーと密着度を高めると同時に、放送局のPRを展開するという目的で街の中に作られたもので、ニッポン放送の最初のサテライトスタジオは、約40年前の昭和37年に新宿・小田急百貨店の店内に設置された。
 このスタジオに続いて、西銀座、浅草雷門、池袋でニッポン放送のサテライトスタジオが次々とオープンし、当時サテライトスタジオからの放送時間は、最も多い時でニッポン放送全体の約28%に達していたことが説明された。
 しかし、このサテライトスタジオも昭和50年代前半には使命を終え姿を消した。 ところが四半世紀たった今、デジタル化など多メディア時代の中で再び脚光を浴び、ニッポン放送でも渋谷駅前の総合デジタルビルのサテライトスタジオから、レギュラー番組やインターネットラジオを放送するなど積極的な運用に乗りだし、今年6月には、旧有楽町そごう2階に「ニッポン放送サテライトスタジオ・有楽町Radio Town」をオープンさせたことが報告された 。
 このサテライトスタジオ「有楽町Radio Town」は、JRや地下鉄の有楽町駅前という恵まれた立地条件に位置し、通常の番組はもちろんの事、BSデジタルラジオ、インターネットラジオに対応した本格的なデジタルサテライトスタジオで、このあと、各委員がスタジオを見学した。
 スタジオでは、委員から「騒音は大丈夫ですか、放送は何人でやっているんですか」などの質問のほか、「2階というのは、ちょうどいい高さかもしれませんね」 などという意見が出されました 。
 一方、事務局からは、クリックひとつで3000曲のなかから曲を選ぶことが出来るシステムや、放送中の姿をカメラでインターネットの画面に送るシステムなどが紹介された。
 また、このあとの審議で社長は、ニッポン放送のサテライトスタジオ展開について「ここ数年、FM局が若者をターゲットとしてサテライトスタジオを作り、なかなか面白いかなという時代になってきました。私どもも渋谷にひとつ、そして今回 有楽町に作りました。サテライトスタジオ展開は、デジタル放送のような狭まったメディアのなかでは有効ではないかと思います。
 また、有楽町駅前という立地条件から、丸の内で働く女性のファッションを紹介することができるかもしれません。ここで名物になれば、日本の名物になれると思うんです。今後、我々のPRの場として、有楽町のサテライトスタジオからの発信のチャンスを増やし、話題を作っていきたいと考えています」と述べ、審議を終えた。
ニッポン放送番組審議会事務局 〒137-8686 東京都港区台場2-4-8 TEL03-5500-3262