今回のゲストは
女子野球界を代表する選手!
社会人チーム「エイジェック女子硬式野球部」の選手兼ヘッドコーチ!川端友紀選手です!
川端友紀選手は、1989年生まれ、大阪府出身。
小学校3年の時に野球を始め、中学からはソフトボールに転向、
高校を卒業後、実業団のソフトボール部に所属。
2009年の秋に行われた日本女子プロ野球の第1回トライアウトで合格。
その翌年には打率3割9分3厘で、リーグの初代首位打者を獲得。
プロ生活9年間で、2度の打率4割を含め首位打者を3度、
MVPを1度獲得、リーグを代表するヒットメーカーとして活躍され、
女子日本代表の主力としてワールドカップ6連覇にも貢献。
昨シーズン限りで一度は現役引退を決意されましたが、
栃木県の小山市(おやまし)を拠点とする
社会人チーム「エイジェック女子硬式野球部」に入部。
新天地で選手兼指導者として再スタートを切りました。
お兄さんは、ヤクルト・スワローズの川端慎吾選手です。
-一度引退して復帰!なぜ?
一度は野球から離れたんですが、
3ヶ月全く野球をせず、野球から離れてみて、
でも指導者の道には凄く興味がありました。
なので指導者をやってみようと考えて、
そこから色んな環境を見させて頂いて、
今回エイジェックスさんとご縁を頂き、
選手をやりながら、指導者の勉強をして、
もう一度頑張ってみよう!
という気になったので復帰しました!
−僕の知る限り、史上最短復帰!
ちょっとバタバタしたんですけど!
周りにもびっくりされました(笑)
−3ヶ月だとブランクはあまりない?
でも、一度、気持ちを切ってしまったので、
もう一度スイッチを入れるというのが、
思った以上に大変だったので、
そこからですね!
体というよりは、気持ちからスイッチを
入れ直さなきゃいけないというのが、
思ってた以上に大変でした!
−そもそもなんでそんなに野球好き?
なんでですかね?
でも、上手くなっていくのが、
楽しいとは思いました!
実は、初めてキャッチボールした時、
顔にボールが当たっちゃって!
しかも硬球だったのでめちゃめちゃ痛かったです(笑)
父はそれで辞めると思ったと言ってたんですけど、
逆にそれが私にとって、
悔しくて、もっと上手くなりたい
と思ったんです!
−痛みとかで、恐怖ではなかった?
そうですね!
どちらかといえば、
「なんで兄はあんなに出来るのに、
私はできないんだ!」と思って、
ちょっとでも兄に近付きたいと思ってました!
小学校3年生くらいの時ですね!!
そんな川端選手に、金子がより突っ込んで聞いていくコーナー!
『金子の深堀り!』
-女の子が野球はやっぱり驚かれた?
初めは
「え、ソフトボールじゃないの?」とか、
女子プロと言うと、
プロレスラーと思われたりとか・・・
結構ありましたね〜!
なかなか女子プロ野球が
浸透しなかったというのはありますね!
-子供の頃も色々気になった?
でもあんまり子供の時の方が、
気にしてなかったですね!
逆に女子プロ野球になって、
「女子プロ野球選手です。」
と言ったときに、すごい驚かれるほうが、
まだまだだな〜っていう、
まだ全然知られていないなと思う
ショックのほうが大きかったですね!
-女子プロ野球選手と言うことに誇りを感じる!
やっぱり嬉しかった?
嬉しかったですね!
まさか女子プロ野球リーグができるとは、
子供の頃思えなかったですし、
その世界ができて、そこに入れて、
1年目から携われたというのは、
凄い良い経験をさせて頂いたなと思いますね!
-トライアウトの合格は?
電話でしたね!
その日じゃなくて2、3週間はありました!
200人くらい受けて、30人くらい(合格予定)
だったので、本当にたくさんの人が受けてました!
-手応えは?
久しぶりの野球だったので、
凄い楽しかったのが一番ですね!
私は中学生の時からソフトボールをやって、
女子野球の世界を知らなかったので、
トライアウトにどんな選手が受けに来るのかな
というのが私の中で凄い興味があって!
トライアウト当日に会場に行ったら、
100人くらい来ていて、
こんなにいるんだ〜と驚いて!
その中で野球ができるという喜びの方が大きくて!
手応えというよりは楽しかったな〜
という感じですね!
そんな川端選手が今でも忘れられない言葉、大きなチカラになった言葉とは?
『6割打て!』
兄から言われた言葉です。
プロ2年目に打率4割を達成した際、
兄に報告したら
「いやいや、6割打てよ」
みたいな感じで言われました(笑)
兄は絶対褒めてくれないので・・・
でも、そこで「凄いね」と言われたら、
満足していたと思うんです。
この言葉で、もっと上を目指せると思えたので、
完全燃焼にならなかったのが良かったですね。
〜〜〜〜お知らせ〜〜〜〜
伊達公子さんと、金子達仁さんの著書
『Date of DATE 伊達公子の日』 ¥1,500-(税抜き)
文藝春秋より2018年7月27日発売!
九年半のセカンドキャリアのすべてを綴る
三十七歳で現役復帰した伊達公子が四十六歳で二度目の引退をするまでの九年半の日々とファーストキャリアからの心境の変化を明かす。
テニスファンはもちろん、そうでない方も楽しめる一冊です!
是非、ご一読ください!
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163908014