今日のテーマは・・「10歳若返る体を作ろう」でした!!
ゲストは、フィジカルトレーナーの中野ジェームス修一さん!!
プロテニスプレーヤーの伊達公子さんや卓球の福原愛ちゃんなど、
トップアスリートの右腕としてトレーニングをサポートされたスゴイ人!!
若返るカラダ作りの秘訣とは・・
■4時台 ・・ 日常生活の中で気を付けるべきこと
▼"10歳"は何歳からを対象としている?
人間は70歳になっても筋肉を付けることができる。
20歳30歳より60歳、70歳の人が筋肉量をつけることは可能。
▼中野さんが指導するモチベーションテクニックとは?
トレーナーとして、顧客によっては目的がダイエットの場合もある。
絶対痩せるやり方はあるが、どうやったら自発的に歩きたくなるのか、
そのモチベーションを維持できるのかをどう伝えればいいのか、
心理学の面からアプローチしている。
▼まず、若返るために食生活はどうすればいい?
最近、ダイエット界では「炭水化物を抜く」人が多いが、これは大問題。
糖質が入ってこないと、脳を動かすのに必要な糖分が、
今ある筋肉を分解してしまうことになるため。
▼どんなもの食べるのがイイ?
"野菜が健康的"なのではなく、野菜「も」健康的。
必要なものとしては、お肉。
タンパク質を取らないと年々筋肉量は減っていく。
若い人は少量のタンパク質で筋肉が作られるが年を重ねると
同じ量の筋肉を作るのに必要なタンパク質の量は多くなる。
女性は骨粗しょう症などもあるのでカルシウムも摂取して欲しい。
芸能人の顧客もいるが、基本送迎で普段歩かない彼女らは
下半身の筋力が衰え驚くほど足が細い子が多い。
▼深夜にご飯ということになったら?
寝る前に脂肪分の多い食事をすると消化するのに時間がかかり、
寝ている時に内蔵を休ませてあげられない。
できるだけ低脂肪なものを選んでもらえれば。
▼お風呂は?
温度の高いお風呂に長い間浸かると体が「こんなに体温が上がってしまった!」となり
体は冷やそうとするので、ぬるま湯くらいがいい。半身浴はオススメ。
■5時台 ・・・ 体の痛みを解消する方法
▼肩こりを解消するには?
首の後が張る人は前と後ろに首を伸ばす。
肩甲骨の間が張る人は、肩甲骨を縮めたり伸ばしたりの運動。
回数は20~30回。
▼五十肩を解消するには?
肩関節は屈曲伸縮運動で回旋する関節。
ドアノブを開ける動作のような回旋させるような運動が予防になる。
▼腰痛を解消するには?
一番言われているのは体を動かさないことによる血の巡りの悪さとストレス。
腰痛になっている人のほとんどが原因不明。
病院で「安静にして下さい」と言われたら安静にしてもらいたいが、
「原因不明」と診断されたら、安静にしないで欲しい。
運動をして血の巡りを良くしたり、ストレスを無くさないといけない。
腹筋すれば腰痛が解消するということも一部で言われたりするが、
腹直筋(通常の腹筋運動で鍛えられる筋肉)を鍛えても治らない。
さらにお腹の中の深い部分の筋肉を鍛える必要がある。
方法は、椅子に座り、背もたれにぐっと背中を付けて
そのスキマに手を入れぐっと押すという動作を繰り返す。
▼肩こりを解消するには?
腕を支えているのは肩周りの筋肉。なのでここを鍛えてあげればイイ。
ペットボトルを持って上に上げて伸ばして下げるという動作を繰り返すのがオススメ。
20回を2~4セット。
さらに、中野さんの最新著書「マラソンでしてはいけない35のこと」から、
目から鱗!まさか!なことを伺いました!
▼アキレス腱を伸ばすのはNG!
冬、外が冷えている状況では筋肉の温度も低下。
筋肉の粘性が高い状態、そんな時に無理に伸ばすと
筋肉の繊維の中の筋紡錘という反応があって、脳が「縮みなさい」と命令を出し
痛めてしまうことになる。
他にも・・・
▼マラソン前に足の爪は切るのはNG!(負荷がスゴイので足を痛める)
▼シューズをつま先から履くのはNG!(かかとを密着させるべし)
▼カフェインを取るのはNG!
▼30キロ過ぎて屈伸をするのはNG!
いかがだったでしょうか。
若返るかどうかは、あなた次第です!!