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第78回 3月28日(金)放送


今日のテーマは「異色の評論家 大調査」!!

 

世の中には様々なジャンルで評論家の方々が活躍されています。
メディアに専門家としてコメントを寄せたり、出演・執筆、講演活動、などなど。

そんな評論家の方々のなかでも、「え!そんなジャンルで評論!?食べていけるの!?」
と思える、ちょっとマニアックな評論家にお越しいただきました。

 

 

 

■16時台ゲスト:缶詰評論家の黒川勇人さん

  

缶詰評論家.JPG 

 

▼なぜ缶詰評論家に?

2004年、小説家になろうと会社を退社したが、お金がなくなり、毎日安い缶詰を食べる生活に。
サバ缶を1日で1缶、3食に分けて食べていた。
ちょうどブログサービスが始まった頃で、その缶詰生活をブログに書いていたら、
注目されはじめ、缶詰評論家の道へ。
これまで、世界50カ国の缶詰を食べた。取材で行ったのは7カ国。
家には4000缶くらいある。ほとんど全てはクローゼットの中にしまってある。


▼缶詰評論家として食えてる?

テレビやラジオの出演料、雑誌・新聞などの執筆料、
自ら企画する缶詰イベントの企画料、新商品の試食アドバイス、講演活動、
などで、缶詰評論家としてだけの収入で食えている。


▼缶詰ってどれぐらい存在するの?

世界でおよそ1200種類。
そのうち、日本のものが3分の2ぐらいある。


▼海外の缶詰ってどんなもの?

各国の郷土料理であることが多い。
オススメは、イタリアのツナの缶詰で、日本円で800円くらいするが、
高いだけあっておいしい。
変わった缶詰として、シュールストレミングという強烈な匂いのものがある。

日本では「おかんのうなじの匂いの缶詰」などがある。


▼缶詰の賞味期限って?

だいたい3年が多い。
非常用の缶詰も最近は多くなっていて、外国製で25年持つフリーズドライを使用した缶詰も。


▼缶詰はどこで買う?

旅行で地方へ行ったときにはスーパーへ。

  


缶詰試食.JPG

 

テリーさん、コンビーフ缶詰やサバ缶を絶賛してました!

 

 


■17時台ゲスト:焼き鳥評論家のはんつ遠藤さん

 

やきとり評論家.JPG

 

▼やきとりにはまったキッカケは?

もともと週刊誌の連載で全国をまわっていて、1年かけて全国を1周する。
その際、夜はふらっと地元の居酒屋などに立ち寄っているとき、
地域によって焼き鳥が違うことに気づいたのがきっかけ。


▼全国にはどんなやきとりがある?

やきとりは昔、地鶏しかない時代にはとても高級なものだった。
そのため、地鶏がないところは豚を焼き鳥だと言い張ってしまったので、豚のやきとりがある。


▼食べ方で注意すべき点は?

よく、女性で串から外して食べる人がいるがそれはダメ。
最初の鳥には塩がたくさんかかっていたりと、作り手は工夫している。


▼美味しいやきとり屋の見分け方は?

美味しいところは昼は営業しない。
それは、こだわりのやきとり屋は、自分で仕込んでいるので昼からはやれない。

 

やきとり試食.JPG

 

テリーさんにはたくさん試食してもらったんですが、
いま、はんつさんが名誉館長をつとめる大手町のやきとりテーマパーク「全や連」で
6月いっぱいまで期間限定で提供している長野県上田市の「追いダレやきとり」
のタレを絶賛してました!

 

放送終了後、スタッフみんなで残りのやきとりを試食させてもらったんですが、
確かに、美味しかった!にんにくの香ばしい香りと不思議な甘さとガツンとくる旨み、
あれは長野の上田に行ったときはぜひ食べたいです。

 

また、時間がなくて放送では出なかった話ですが、
やきとりを突き詰めていくと、塩ではなくタレになるそうです。
こだわっている店はタレに力が入っているとか。

あと、紀州備長炭を使ってる店も良いが、
本当に焼きにこだわるお店は遠赤外線で調理しているそうですよ~。

 

 

 

 

今日お越しいただいたお二方以外にも、
「マンホール評論家」「バスの降車ボタン評論家」「カップラーメンのフタ評論家」...
と、様々なジャンルで評論家の方々がいらっしゃるのです。

 

一つのことを徹底的に追求していくのも
大変な反面、評論家としての仕事ができたり、
そもそも美味しいものや感動に出会える。幸せですよね。

2014年03月28日

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