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Discovery Flight 沖縄編・第4回【西表島】

 Discovery Flight 沖縄編・第4回(11月8日放送)では、「西表島」を紹介しました。
 
沖縄本島に次いで第2の面積を誇り、島の9割がマングローブなどの亜熱帯の自然林で覆われている西表島。そんな西表島の冬のご馳走「カマイ」をディスカバーしました!
「カマイ」とは西表の方言で「イノシシ」の事。狩猟期間が11月15日~2月15日と定められており、豚と交配されていないため生食も可能とのこと。沖縄県内でも滅多にお目にかかれない幻の肉と言われているんだとか。
 
番組後半「電話でディスカバー」のコーナーでは、地元に住む方と電話をつないで、最新情報や現地ならではのオススメを聞いています。
今回は、西表島に移住して14年、本格的トレッキングサービス「島廻遊(シママリアシビ)」を運営している長澤孝道サンと電話を繋ぎました。
 
大分出身の長澤さんは、東京の専門学校を経て、西表島の求人募集を見たのがキッカケで移住。
最初は多少なりともリゾート地を想像していたそうですが行ってみたら本当にジャングルしか無くて驚いたとか。「近所で飼っていたニワトリがイリオモテヤマネコに食べられてまった」なんて事もあるそうですよ!
「西表島には消防署が無いので若者が率先して消防団に入っている」「病院が無いので緊急時はドクターヘリが石垣島から飛んでくる」「奥さまの出産時は石垣島で1か月待機して石垣で出産した」「信号は2つだけあるが押しボタン式なので、ここ2年ほどは信号で止まった事は無く、イリオモテヤマネコを見るより確率が低い」などなど、西表ならではの"なしなし話"もたくさん聞かせてくれました!
 
今回ディスカバーした「カマイ」についてお尋ねした所、何と長澤さんは自ら猟をしてレストランに卸したりしているそうです。一番のオススメは、やはり「お刺身」だそうで、気になるお味は、むしろ牛肉の方が臭みを感じるほど臭みが無く大トロのように美味しいのだとか。ただカマイは野生動物なので、味も様々。若いメスが一番美味しく、年を取るオスはたまに臭いこともあるそうです(笑)。地元の人は直接猟師さんから買って料理しますが、観光客の方は狩猟期間に島内のレストランで食べることが出来ますので、この時期の西表は「カマイ」を目当てに西表に行ってみてはいかがでしょうか?
 
また、長澤さんの運営する「島廻遊(シママリアシビ)」は、その名の通り西表島を遊ぶツアー。
大人の握りこぶし程ある"ぜんまい"や、日本一大きな"シジミ"(貝の大きさが20センチ程も!)など、ジュラッシックパークさながらの世界を堪能できるそうですよ~。
 
関連情報;
島廻遊(シママリアシビ) http://www.simamariasibi.com/

2013年11月16日

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