阿部亮のNGO世界一周!
番組では、日本国内や世界各国で活躍するNGO(国際協力に携わる民間組織)を紹介。
NGOの代表や現地スタッフの方々をゲストに迎え、「なぜNGOに入ったのか?」
「現地はどんな悲惨な状況なのか?」
「どんな支援活動をしているのか?その成果は?」
「NGO活動の現場で目撃した現実とは?」「NGOは世界をどう変えたいのか?」
などの疑問に迫りつつ、世界を舞台に頑張っている日本人の姿を、
パーソナリティ阿部亮が紹介していきます。
9月4日のゲストは
認定NPO法人 難民支援協会代表 石川えりさんです。
さてみなさんは『難民』についてどれぐらい正しく認識できていますか。
難民とは
紛争や宗教や人権侵害などから自分の命が危険にさらされ、守るためにやむを得ず母国を追われ、逃げざるを得ない人たちのこと。
ごく普通に生活していたのに、
突然、紛争に巻き込まれ家を失った人々もそうです。
難民が生まれる背景には、国政、歴史、民族や宗教の対立、貧困問題など複雑に絡んでいて、日本だと難民になることがまずないので、理解するのは難しいかもしれません
でも実は世界には今、難民と呼ばれる人が、国連の発表によると6530万人以上いると言われています。
そんな中
2016年は日本で10,901人が難民申請を行い、認定されたのは28人でした。
海外でもっとも認定が厳しい国とされており、海外からは批難の声もあかっています。
日本では、難民認定の実務を法務省入国管理局が担っているため、難民を「助ける」というよりは、「管理する」という視点が強いとか。
また移民国家ではないため、なかなか難民受け入れには抵抗があったりもします。
けれど、日本には外国人がたくさん住んでいますね。これからの日本は 難民も含め
沢山の外国人と共生していくことが多くなってくるでしょう。
難民について正しい知識を得て 偏見などないようにしたいですね。
4日の放送では
日本の難民認定の現状や石川さんが出会った難民、また難民五輪選手団について伺います。
難民支援協会