24日の放送は子どもへの虐待防止を目的に活動する「だいじょうぶ」を紹介します。:阿部亮のNGO世界一周! | 毎週月曜日 21:30~21:50 | ラジオFM93+AM1242 ニッポン放送

阿部亮のNGO世界一周!

aberyo@1242.com

阿部亮

阿部 亮

北海道札幌西高等学校卒業。19歳で陸路を世界一周したことをきっかけに、2010年からニッポン放送「阿部亮のNGO世界一周!」のパーソナリティを務める。夕刊フジに毎週コラムを連載中。

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番組紹介

番組では、日本国内や世界各国で活躍するNGO(国際協力に携わる民間組織)を紹介。
NGOの代表や現地スタッフの方々をゲストに迎え、「なぜNGOに入ったのか?」
「現地はどんな悲惨な状況なのか?」
「どんな支援活動をしているのか?その成果は?」
「NGO活動の現場で目撃した現実とは?」「NGOは世界をどう変えたいのか?」
などの疑問に迫りつつ、世界を舞台に頑張っている日本人の姿を、
パーソナリティ阿部亮が紹介していきます。

インフォメーション

2016.Nov.19

24日の放送は子どもへの虐待防止を目的に活動する「だいじょうぶ」を紹介します。

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(だいじょうぶ 代表の畠山由美さんとパーソナリティ阿部亮さん 収録前です)


11月24日放送は前回に続き 

子どもへの虐待防止を目的に2005年に設立された

栃木県日光市で活動 している認定NPO法人「だいじょうぶ」をご紹介します。 

http://www.npo-daijobu.com/



だいじょうぶ」の主な活動は

電話相談、面談相談を行い虐待への早期発見や解決を目指します。

また家事や育児が困難な家庭の訪問事業を行い、その地域で親子が安心して暮らせるようにサポートします。

そのほか支援の必要な子どもの居場所づくりも。そこでは家で安心して過ごせない子どもを預かり、食事や入浴

お洗濯など欠けている養育を補っています。

また親教育支援の「MY TREE ペアレンツ プログラム」も実施。子どもとの向き合い方が

わからない、叩くことでしか叱れない親など虐待を未然に防ぐための内容です。

24日の放送では

電話相談をしてくる方はどんな方?訪問支援や生活支援の具体的な内容を伺います。

また親の回復支援プログラム 「MY TREE ペアレンツ プログラム」についても。

自己肯定感が育たず親になってしまった大人は、子どもとの向き合い方を知らず、

思わず叩くことでしか子どもを叱れない態度をとってしまいます。

そしてその子どもも結果 自己肯定感が育たないという

連鎖がおこるのです。子育てはすべてつながっているんだと畠山さんのお話から感じます。

子どもを愛情をもって、安心して過ごせるように育てることはその子が親になった時、

また生まれた子どもを大事に育てるということなのですね。

日本は便利で豊か国であるはずなのに、虐待問題に関しては非常に海外から遅れています。

以前 児童虐待問題に取り組む団体「チャイルドファーストジャパン」の山田不二子理事がおっしゃっていましたが

30年ぐらいの遅れがあるそうです。

日本は高齢者問題のことに比重を置きすぎて、子どもの問題が後手にまわっています。

今の時代を生きる子供たちを大事に育てることが、結果その子たちが親になった時に

虐待をしない親になり、少子化も防ぐことにつながるのだと。


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