阿部亮のNGO世界一周！

　　　　　　　　　　　番組パーソナリティ阿部亮さんは　司法書士法人 新宿事務所の代表です。

２０１０年１０月、「阿部亮のNGO世界１周！」の番組がスタートしました。

番組を支え続けてくださったリスナーの方々、ゲストの方々、周囲のサポートの方のおかげで

丸６年がたちました。スタッフともども、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。

番組パーソナリティ阿部亮さんは　１９歳で陸路世界１周をしたのち、池袋の小さなアパートで　

司法書士の仕事をたった一人ではじめました。そして　じょじょに仕事が軌道に乗り、

２００８年に、司法書士法人 新宿事務所を設立。

番組開始の２０１０年には　従業員数も１００名程度になりました。

番組タイトルを決めるときに、阿部さん自ら１００個以上のタイトルを提案してきました。

とても番組へのやる気や意気込みを阿部さんから感じたのを覚えています。

番組のタイトルの通り、この番組は「国内外で活躍するNGO、NPOを紹介」するんですが、

開始当時は「NGO、NPOって何？」「非政府ってなんかあやしい」「ボランティアとは違うの？」など

世の中の認識はそんなものだったと感じます。数も日本で今は５万以上いるといわれている

NGO、NPOですが、あの頃は２万程度でした。

数が爆発的に増えていくきっかけになったのが２０１１年に起きた「東日本大震災」です。

政府や行政、企業ではもうどうにも解決できない社会課題があふれ出し、また草の根的に、継続的に

活動しないといけない問題が浮上しました。そこで　新たに「NPO」が誕生したり、それまであった

NPOが震災支援に活動の範囲を広げていきます。

（阿部さんも当時　　リュックに大量の携帯ラジオを抱えて、東北を回っていました。

番組でも釜石市や気仙沼大島に取材に行き、その現状を伝えてきました。）

印象的だった方の一人は　震災後　任意団体だった「TEDIC」の代表でもある門馬優さん。

門馬さんは、当時大学院生で　石巻と東京を行ったりきたりしながら　

震災の影響で、学習場所や遊ぶ場所がなくなった子どもの居場所づくりを展開していきます。

http://chiseisha.org/fieldnotes/130730_tedic/（詳しくはこちらを）

今は　NPO法人にもなり　さらに子供達のための活動を広げています。

http://www.tedic.jp/（NPO法人　TEDIC　公式HP）

（収録前　スタッフとの打ち合わせは　雑談を交えて行います。今日も予習はバッチリ！な阿部さん）

そして、さらに　こうした世の中の流れから「社会起業家」という人も増えてきました。

行政や企業が解決できない　社会変革を掲げ、社会課題を事業により解決する人たちのこと。

ソーシャルアントレプレナーとも言われています。マイクロクレジットを取り入れた

グラミン銀行の設立者　ムハマド=ユヌス氏はとても有名ですね。

毎回　ゲストにいらっしゃる社会起業家の方に共通しているのは　とにかく

社会にインパクトを与えたいという熱意の持ち主。

今後も素敵な　ゲストをお呼びしていきたいと思います。

９月２９日（木）１９時４０分頃からの「阿部亮のNGO世界１周！」は

こうした番組の６年からみる　NGO、NPOの変遷　社会貢献とビジネスについてお送りします。

阿部さんの会社　司法書士法人 新宿事務所も　６年で従業員が６００名となりました！

ディレクターの席で一枚撮影

阿部さんの会社　司法書士法人 新宿事務所は　ミャンマーで寺子屋学校を建設しています。

（↓　今年１月に完成した　ポニャウィッティ寺子屋学校の子どもたちと　）