業界でも区別が難しい「ウッドデッキ」と「濡れ縁」

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同じ『縁側』でも“雨戸の外に張り出した状態の縁側”のことを『濡れ縁』といいます。そんな『濡れ縁』とよく似たものに『ウッドデッキ』があります。
『デッキ』とは元々、船上部分にある木や鉄の板などで出来た、広くて平らな床甲板(かんぱん)や、空港や桟橋に作られた送迎用の平らな所のことです。

住宅関連では“建物の外に地面より少し高い所に作った床”のことで特に板を張ったものが一般的なことから、『デッキ=ウッドデッキ』と呼ばれています。『ウッドデッキ』の場合、“部屋の延長空間”“部屋の一部”というイメージだそうです。

『ウッドデッキ』と『濡れ縁』との違いですが、建設業界でもハッキリとした区別は難しいそうで、一般的にも似たようなものと考えられているそうです。
それでも“小さい屋根・庇(ひさし)”が掛かっているのが『濡れ縁』、掛かっていないのが『ウッドデッキ』といったような見方もあるそうです。

他にも『ウッドデッキ』や『濡れ縁』と似たものに『テラス』があります。『テラス』はフランス語で『盛った土』という意味で、『1階の建物の外側に張り出した、地面よりも少し高くなった屋根がないスペース』のことをいいます。
表面はレンガや石、板、タイルなどで仕上げられています。洗濯物を干したり、プランターで植木を育てたりなど様々な使い道があります。そんなところから“庭の一部”というイメージだそうです。

『テラス』と似たようなもので、屋根のある玄関先や玄関先の車寄せのことを『ポーチ』といいます。

スズキ・ハッピーモーニング 鈴木杏樹のいってらっしゃい

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