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山本かおるの今日もいい天気
山本かおる
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Diary
11月14日
甘〜い…
甘〜い3日間でした。
土・日・月、この3日の間でケーキを、ひぃ、ふぅ、みぃ…合計14ピースも食べちゃいました。
はっきり言って、記録です。

別に、大食い大会に出場したわけでもないし、ケーキバイキングでもありません。
何を隠そう。私、昨日13日が誕生日だったのです。
そのお祝いにと、行く先々でケーキを頂いちゃいました。
誕生日を迎えるまでは「さすがにこの歳になると誕生日なんて嬉しくないなぁ…」って
思っていたはずだったんですけれどね。
やっぱり嬉しかったです。はは…。

最初は、土曜日の『おはよう有楽町』終了後。
いつも番組が終わってから、スタッフみんなでおにぎりを食べたり、おせんべをかじったり
2時間くらいは、わいわいやっているんです。
そのおせんべいなどが乗っているテーブルに、その日は何故かトマトの箱がありました。
「かおるさん、“長生きトマト”食べましょうね!」ってミキサーのO嬢が言うので
(?)と思いながらも、トマト大好きなので喜んで楽しみにしていたんです。
包丁、紙皿などが用意され、いざトマトの箱の蓋をとると…
ふわぁ〜っと甘い香り???
なんと中にはO嬢作りのチーズケーキが!
こっそり内緒で用意していてくれたんです!!!うれしぃぃっっ!!!!
土曜の朝は早起きしなくてはならないのに、金曜日に家に帰ってから作ってくれたのだそうです。
コーヒーで乾杯してみんなでチーズケーキを頂きました。
味もばっちり。
塚越さんはワインを飲みながらこのチーズケーキを食べたかった…と本当に残念そうでした。

その後も午後の仕事先のFM局で、番組終了後にスタジオを出ると
社長がケーキとシャンパン(本物)と、なだ万のオードブルを用意していて下さって
急遽ミニバースデーパーティー。
みんなにハッピーバースデーを歌ってもらってろうそくの炎まで吹き消しました。

翌日、誕生日当日は、家に帰ると友人がケーキを7つも持って訪ねてきてくれました。
しかも私の大好きなキャラントのケーキ。当然、全部頂きましたとも。

そして今日。仕事先で帰り際にお誕生日おめでとう!!と袋に入った箱を頂きました。
この重み、リボンの感じ、“生ものですので本日中にお召し上がり下さい”のシール。
間違いなくケーキです。
家に帰って開いてみると5つのケーキが可愛らしく並んでいました。

本当に甘く幸せな3日間でした。
でも明日の朝、体重計に乗るのがちょっぴり怖いです。



11月10日
コーナーカットカートン
空前のフリーペーパー流行だそうですが、中でも人気は『R−25』ですよね。
コンセプトが“25歳から32歳までの男性ビジネスマンを対象としたフリーペーパー”
ということで、性別も年齢も対象外の私ですが、毎週楽しませていただいています。

発行日が毎週木曜でしょ。
そう、毎週木曜の午後は『おはよう有楽町』の会議。
出かける途中の乗換駅に『R25』が置いてあって、また丁度配布時間直後のようで
いつもたっぷり置いてあるんです。
乗り継ぎ時間わずか1分。
駆け足じゃないと間に合わないんだけど、それでも途中で『R25』ゲット!

旬な情報が載ってるんです。
今日、目を惹いたのは「キリンの段ボール箱」の記事。
缶ビールや缶チューハイを箱買いしない人はわからないと思うのですが
キリンの段ボールは他社と形状が違うんです。
四隅が切り落とされた形。
“コーナーカットカートン”と言うそうです。

この段ボールがニューヨークの現代美術館MoMAに展示されているんですって。
コーナーをカットしたことによって、持ち易くなり、強度が増し、紙の使用量も削減できる
凄いデザインなのだそうで。
従来の段ボールよりも、年間で800トンの紙の削減ですって!!
強度が増すっていうのも納得ですよね。
シチューのジャガイモも面取りすると外からかかる力に強くなって煮崩れし難くなるし。

なるほどね。
ただ、こんなに優れものでも、我が家では空き缶入れになるだけなのでありました。



11月 8日
休刊
毎月8日は『YOUNG YOU』の発売日。
大人気の“ハチクロ”こと“ハチミツとクローバー”を連載している月刊漫画雑誌です。
仕事帰り、家の近くのコンビにへ寄りました。
当然、『YOUNG YOU』を買おうと思って。

ところが、いつもはちゃんと置いてあるサンクスに無いんです。
あれ、変だなぁ…。昔の新潟じゃあるまいし…。
(私が中学生の頃、毎週少年ジャンプを買っていた学校の目の前の小森友八商店では
ジャンプは水曜日にしか入ってこなかったんです。東京では月曜日発売だったのに。)

いやな予感がして帰宅してから集英社のホームページを検索してみると、やっぱり…。
先月発売の11月号を最後に休刊になってしまっていたのです。
そんな〜!!
20年前の創刊号から1号も欠かすことなく買い続けてきたのに!

『YOUNG YOU』って、おしゃれな大人の漫画って感じで大好きだったのに。
当時、倉持知子さんが表紙を描いていてそれがとても素敵で…。
倉持知子の『虹子theパーティー』、小椋冬実の『ビーマイベイビー』、山下和美の『ダンディーとわたし』、槇村さとる『おいしい関係』…みんなみんな大好きでした。

確かに数年前から扱っているマンガの路線が変わってきたな…と少々不満もあったのですが
それでも楽しみにしていたんです。
人気もあったと思うのに、何故休刊になっちゃったんでしょう…。

先月までの連載作品は、姉妹誌の『コーラス』と『you』に振り分けられるそうです。
『コーラス』は、いつも買ってるからいいとして、『you』ってレディースコミックだよね??
レディースコミックには少々偏見があるんです。
読むのはちょっと恥ずかしい??
小学生の頃に学校に『俺の空』を持っていって先生に没収された私が言うのもなんですが…。

これを機に、『you』に移っちゃった作品は諦めて、定期的に買っている雑誌を
一つ減らそうかな…。
あ〜でも、行方が気になっている作品もあるし…。
悩んでいます.



11月 7日
ラストコンサート
日曜日の夕方、雨の中、有楽町の東京国際フォーラムへ。
“モダンジャズ最後の巨人”と言われるソニー・ロリンズのコンサートがあったんです。
これが最後の来日公演と聞いていたので、これは絶対チケットを取らねば!!と意気込んで
先行発売で申し込んだのですが、それでも席はかなり後ろのほうでした…。
でも、でも、行って良かったです。
感動しました。

最初、ステージに出てきたときは足元がヨロヨロとおぼつかない感じで
大丈夫かなぁ…と心配だったんです。
でも、演奏を始めるとそんな心配吹き飛びました。
太くて温かい音。
力強いブロウ健在です。
そしてとっても楽しいの。
うわぁ…やっぱりソニー・ロリンズだ…。

ミス・トーンも少しあったし、若い頃のCDの音と比べると流石に勢いはないけれど
それをカバーしてなお余るオーラがありました。
大体、よく考えてみれば奇跡です。
これが75歳のおじいちゃん(失礼)の奏でる音色かと。
私の周りに、大きなコンサートホールのステージで一時間もテナーサックスを吹き鳴らす
75歳は…いないですね。

ジャズを聴き始めてたかだか3年の私。
最初は何から聴いたらよいかわからず、名盤と言われるアルバムを紹介してもらい
ジョン・コルトレーンの『至上の愛』を聴いて、難解さに頭を抱えてしまいました。
その後聴いた、同じサックスプレイヤーのソニー・ロリンズの『サキソフォン・コロッサス』
このアルバムのおかげで「ジャズって楽しいかも…」って思うことが出来たんです。
特に『セント・トーマス』は大好きになっちゃって。
昨日もラストにこの曲が演奏されて、本当に感動でした。

演奏終了後は客席は殆どスタンディング。
ぱっと見た感じ、60代以上のお父さんたちがかなり大勢いらしたと思ったんですが。
そうだよね。
青春時代モダンジャズを聴いて過ごしてきたんだもんね。
私なんかよりも感動は一入ですよね。当然です。

日本でのコンサートは今回が最後ということですが、ニューヨークでいつまでも元気に
吹き続けていて欲しいな…と願わずにはいられません。



11月 3日
寒さと共に増すもの…
何だと思います?

落ち葉の量?
重ね着の枚数?
夕ご飯が鍋になる頻度?

いろいろあると思いますが我が家では、猫にゃんずの“可愛いこ度”です。

夏の間はお腹が空いた時と寂しい時以外はてんでんバラバラ
あっちこっちで伸びていた猫にゃんず。
寒くなるに従って、4匹で私の膝の上のポジションを争うようになるんです。

今朝も、私が出かける支度をしていると膝の上に“にゃん”と“みけ”が乗っかってきて
ごろごろ満足げにのどを鳴らし始めました。
二匹だけでも、膝の上のスペースはいっぱいいっぱい。
そこへ“ちび”も参戦。
どこか隙間がないかと手をかけてくる…。
無理だっちゅーの!!
残り一匹m“とら”はと言うと、うるうるとした目で恨めしそうに私に訴える。
「僕も乗りたいんです…」

可愛いでしょ〜!!
思わずムギュ〜っと抱きしめてしまって、にゃんとみけが転がり落ちる…。
分かっています。あんか代わりにされていること。
でも、私も温めて貰っているのでお互い様だしね。

いやぁ癒されますよ。
あったかくって、柔らかいものを抱きしめていると。

だけど、この幸せ、期間限定なんです。
もっと寒さが増してくると、ホットカーペットを使うようになります。
すると猫にゃんず、私の膝よりもぽかぽかのカーペットの方が気持ちが良いようで
あっちゃこっちゃで、びよ〜ん…。
ファンヒーターを使うようになると、温風吹き出し口にずらり。
私なんて見向きもしなくなります。

猫にゃんずの可愛さもっと味わうためにも、まだまだ暖房器具は使えません。