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飯田コージ |
1981年12月5日、神奈川県出身。2004年ニッポン放送入社。年齢当てクイズでは必ずプラス20歳上で答えられる。不自然な笑顔が魅力のニッポン放送アナウンサー。 |
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香港競馬通信 |
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10月24日 |
香港国際レースに向けて、第一次登録が締め切られました。
本番までまだ1ヶ月半ほどあるということで、世界中から数多くの馬がエントリーしています。
それだけ、世界のトップホースたちのタイムスケジュールの中に、この香港国際レースが定着しているというわけですね。
香港国際レースは、香港カップ(2000m)、香港ヴァーズ(2400m)、香港マイル(1600m)、香港スプリント(1200m)の4つのG1レースを一日で行うという香港競馬の一大イベント。
今年は12月9日に沙田競馬場で行われます。
賞金総額は実に9300万香港ドル。
今回は、262頭のエントリーがあり、そのうち67頭がG1ホースでした。
ただし、この中にはカップとヴァーズという風に重複して登録している馬も70頭ほどいますから、実際には191頭が登録していることになります。
今回香港メディアから注目されているのは、実は日本馬。
登録段階ですが、先日の秋華賞で牝馬三冠を達成したアーモンドアイが香港マイルと香港カップにノミネートしており、地元メディアがトップに報じています。
他には、フランスのG1常連、凱旋門賞でも3着したクロースオブスターズ、サンクルー大賞馬ヴァルトガイスト、名伯楽アンドレ・ファーブル厩舎で去年のブリーダーズカップターフ馬タリスマニック。
北米からはドバイゴールデンシャヒーンを去年今年と連覇したマインドユアビスケッツ、去年のブリーダーズカップスプリント2着で今年はスプリントG1勝利があるインペリアルヒントが参戦。
日本勢も負けてはいません。高松宮記念、スプリンターズSと日本の短距離王の座に就いたファインニードル、安田記念馬モズアスコット、近走不振も一昨年のダービー馬マカヒキの名前がリストに上っています。
また、アイルランドからは去年のブリーダーズカップジュベナイルターフ馬で今年はUAEダービーにも勝ったメンデルスゾーン、パリ大賞・セントレジャー馬キューガーデンズ、去年セントレジャーを勝った長距離馬カプリ、今年の愛ダービー馬ラトローブ、先日フォレ賞を勝ったワンマスター、ゴドルフィンのブレアハウスが登録しています。
迎え撃つ香港勢を見てみると、まず挙がるのはディフェンディングチャンピオンたち、すなわち香港マイルのビューティジェネレーション、香港カップのタイムワープ、香港スプリントのミスタースタニングです。
忘れてはいけないのがオーストラリア勢。香港とオーストラリアの間では馬の移動が豪州政府の決定で禁じられているにもかかわらず、今年は総勢24頭がエントリーしています。
これは去年と比べて7頭多く、またG1馬の数も15頭に上ります。
その中には、G1を3勝していて現役の芝スプリンターでは世界第2位のレーティングを誇るトラピーズアーティストが含まれます。
海外勢を合わせると、147頭がエントリーしました。
香港ジョッキークラブのレース担当上級役員アンドリュー・ハーディング氏はコメントを出し、
「今年の香港国際レースもかくもハイレベルな登録をいただき非常に嬉しく思います。まさに世界のスポーツ界においても存在感を示す大イベントであることを証明できました。今年は去年を8頭上回る67頭のG1馬がエントリーし、世界最高峰の国や地域からトップレベルの馬たちが集結する運びになりました。12月の香港は、まさに世界のトップホースマンたちの祭典となります。12の国と地域から、名うての調教師たち、著名なオーナーたちが沙田競馬場に集まり、4つのレースに臨むのは今から待ち遠しくてたまりません」
と語りました。
明日以降、各レースのエントリー馬たちを詳しく見ていきます。
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