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2006年3月22日(水)開催
第293回 ニッポン放送番組審議会 議事概要
場所  ニッポン放送本社 役員会議室
出席者
(委員)長沼健副委員長、大内順子委員、福田宏之委員、久石譲委員
(放送局)磯原裕社長、大沼渉常務、宮本幸一常務、甲田秀臣技術局長、戸田修一制作部長、上村貢聖報道部長、加藤久雄スポーツ部長、田中厳美編成部長(事務局長)、
議題 「2006年春の番組改編」 
第293回番組審議会が3月22日(水)に開催された。今回は、「2006年春の番組改編」について審議が行われた。
審議会の冒頭、2月に実施された「首都圏ラジオ聴取率調査」の結果が報告された。ニッポン放送の平均聴取率は前回より0.1ポイント・アップの1.3%で、今回も第2位だったが、リスナーからの手ごたえを十分に感じる結果であった。しかしラジオリスナーの総数であるセッツ・イン・ユースが0.1ポイント・ダウンと過去最低を記録した。これについて、ニッポン放送から、危機感と同時に、今まで以上に、番組を充実させることによって聴取率を伸ばし、ラジオ界を牽引するべく頑張って行くという決意が表明された。
続いて、「春の番組改編」について審議が行われた。今回は、ニッポン放送が新体制となることに伴い“RESTART”というスローガンの下、ニッポン放送は本来あるべき基本スタンスを確認した上で番組改編を行った。これまで以上にリスナーと向かい合い、常にリスナーのそばにいてリスナーの声に耳を傾け、リスナーの期待に応えようと「リスナーとの近距離感」をキーワードに編成された平日午前中の「サプライズ」、午後の「夕焼けホットライン」、土曜日午後の「ラヂオ・スター」などの番組。そして10年後、20年後のラジオリスナー育成のためには、今10代の内にラジオの魅力に触れてもらうべく、尚一層話題を発信し続けるティーンズ向け=ヤングタイム番組の充実が急務であると言う観点から、若者の最大の関心事「音楽とコミック」にフォーカスした、新番組「ミュ〜コミ」を中心に審議が進められた。
またRestartに際しての編成方針をもっとわかり易く、もっと多くの方にアピールするキャンペーン「だったらラジオ!ニッポン放送!」が紹介された。
委員からは、「音楽や本などの新鮮な情報を各時間帯で」、「ラジオに安心感や身内意識を持っているリスナーを大切に」、「宣伝などを通してニッポン放送のアイデンティティをもっと訴求すべきである」、「新聞のラジオ欄を活用し番組の内容がもっとよく分かるような工夫を」などの建設的な意見が次々に出された。
ニッポン放送では、こうした意見を参考に、身近なメディア、感動のメディアということを再認識し、今後もますます良い番組を作り、番組の面白さや番組からの話題を、自ら発信する努力を続けていくことを誓って、第293回ニッポン放送番組審議会を終了した。次回は4月18日(火)に開催予定。
ニッポン放送番組審議会事務局 〒100-8439 東京都千代田区有楽町1-9-3 TEL03-3287-1111