AMラジオ1242 ニッポン放送
 
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2006年1月17日(火)開催
第291回 ニッポン放送番組審議会 議事概要
場所  東京會舘シルバールーム
出席者
(委員)村上和雄委員長、長沼健副委員長、石井幹子委員、久石譲委員、福田宏之委員、米長邦雄委員、大内順子委員
(放送局)磯原裕社長、宮本幸一常務、近衛正通常務、森谷和郎編成局長、甲田秀臣技術局長、中島恒雄イベント局長、戸田修一制作部長、上村貢聖報道部長、加藤久雄スポーツ部長、

議題

1.「新会社「ニッポン放送」スタートに伴って」
  2.「12月実施の『首都圏ラジオ聴取率調査』結果報告」
  3.「前番組審議会副委員長 加藤芳郎氏逝去報告」
  4.「特に議題を設けない自由な意見交換」
 第291回番組審議会が1月17日に開催された。今回は年頭で委員の初顔合わせでもあることから、特に議題を設けず、自由な意見交換を行なう審議会とした。
 冒頭、ニッポン放送側から、年末に臨時株主総会を開催して、会社の分割と新設、吸収合併について承認されたことが報告された。具体的には、ニッポン放送は、現在のニッポン放送と新しいニッポン放送の二つに分割され、現在のニッポン放送は本年4月1日を以ってフジテレビに吸収合併され、新しいニッポン放送は「ラジオ事業」を行なう会社として再スタートすることになるというもので、これに伴い、新ニッポン放送は、新しく放送免許を継承することになった。従って、番組審議会も新スタートということになり、年末に、現在の委員全員に新しい番組審議会委員の就任を依頼し、全員の了承を得たことから、社長から、改めて今後の協力依頼が行なわれた。
 続いて、12月に実施された「首都圏ラジオ聴取率調査」の結果が報告され、ニッポン放送は、前回比0.1ポイントダウンの1.2%だったことが明らかにされた。
引き続き、4年前まで20年間にわたって、ニッポン放送の番組審議会委員だった漫画家の加藤芳郎氏が1月6日に亡くなったことが報告された。加藤氏は、ニッポン放送の「テレフォン人生相談」のパーソナリティでもあっただけに、各委員からその逝去を惜しむ声が相次いだ。
 番組審議会は、こうした報告事項に引き続き特にテーマを設定せず、各委員による自由な意見交換に入ったが、たまたま前日に行なわれた東京地検による「ライブドア」強制捜査に話題が集中し、ちょうど一年前の同じこの日、1月17日に、ニッポン放送がフジテレビの子会社になるべく「TOB」に応ずる旨の発表が行なわれて以来、2月8日にはライブドアによるニッポン放送株取得発表が行なわれたこともあり、結果的には、改めてこの問題について一年間を振り返っての総括という形になった。
また、このニュースに関連して「放送とインターネットの融合」についての意見や、
 耐震強度偽装問題等についての発言、そして本年、開催されるワールドカップサッカー・ドイツ大会など多岐にわたる話題に対して意見交換が行なわれた。最後に、番組審議会の年間予定が示され、ニッポン放送から改めて本年の協力依頼を行なって第291回番組審議会を終了した。次回は2月21日(火)開催予定。
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