AMラジオ1242 ニッポン放送
 
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2006年4月18日(木)開催
第1回 ニッポン放送番組審議会 議事概要
場所  ニッポン放送本社 役員会議室
出席者
(委員)村上和雄委員長、大内順子委員、福田宏之委員、澤岡昭委員、米長邦雄委員
(放送局)磯原裕社長、大沼渉常務、宮本幸一常務、近衛正通常務、甲田秀臣技術局長、森谷和郎編成局長、戸田修一制作部長、
上村貢聖報道部長、加藤久雄スポーツ部長、田中厳美編成部長(事務局長)
議題 「ラジオ最良のコンテンツ ニッポン放送ショウアップナイター」 
審議会の冒頭、まず社長より新しいラジオ専業のニッポン放送がスタートし新体制となったことに伴い、番組審議会も新たに第1回としてリスタートとなったこと。それにあたり、放送法の精神を改めて確認し、今まで以上に社会的責任を自覚し番組作りを行う決意が表明された。
続いて、「ラジオ最良のコンテンツ ニッポン放送ショウアップナイター」について審議が行われた。ラジオナイターは1日の放送時間の約20%を占め、編成的にも経営的にも重要なコンテンツである。テレビナイターが、数年来のプロ野球への逆風の影響を受け、今シーズンも、ワールド・ベースボール・クラシックでの世界一や、巨人の開幕ダッシュにもかかわらず、視聴率が低迷している。それにもかかわらずラジオナイターの主要ターゲットである男性やドライバーなどではリスナーが減少することは無く、テレビの中継試合数減少や延長打ち切りなどもあり、むしろ50歳代以上の男性や商工自営の男女層では増えていることが説明された。また移動中にも聴ける、仕事をしながら、球場で実際に試合を見ながら、と様々な状況下で楽しめること、試合開始から終了まで完全中継し感動の場面を聴き逃すことがないこと、地元に密着しその時話題の試合を中継する柔軟な編成をすることなどという、ラジオナイターならではの特徴・工夫がプロ野球ファンから強い支持を得ている。そのリスナーに球場の感動と興奮を伝えるための演出や独自に工夫したノウハウが、実際に放送中に使用される素材を使用して、スポーツ担当者から披露された。
最後に、アナウンサー、ディレクターなどスタッフの育成、新しい解説者の発掘、そして様々な新しい媒体が出てくる中でラジオ中継以外の方法でのリスナー獲得などの課題が説明され、それに対し委員から、番組制作のノウハウを活かしたリスナーが中継を聴きなが楽しめる本の出版化、インターネット中継の提案などのアイデアが出され、今後も様々な工夫でリスナーに球場の熱気と感動を伝える努力を続けていくことを誓って、第1回ニッポン放送番組審議会を終了した。次回は5月16日(火)に開催予定。
ニッポン放送番組審議会事務局 〒100-8439 東京都千代田区有楽町1-9-3 TEL03-3287-1111