AMラジオ1242 ニッポン放送
 
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2005年9月20日(火)開催
第288回 ニッポン放送番組審議会 議事概要
場所  ニッポン放送本社役員会議室
出席者
(委員)村上和雄委員長、長沼健副委員長、澤岡昭委員、大内順子委員、福田宏之委員、米長邦雄委員、久石譲委員
(放送局)磯原裕社長、大沼渉常務、宮本幸一常務、近衛正通常務、森谷和郎編成局長、中島恒雄イベント局長、戸田修一制作部長、上村貢聖報道部長、加藤久雄スポーツ部長、田中厳美編成部長(事務局長)

議題

1.「6月実施の首都圏ラジオ聴取率調査結果報告」
  2.「2005年ニッポン放送 秋の番組改編」
  3.「世界初!AMラジオケータイRADIDEN紹介及び『全国民放AM47局統一キャンペーン』」
 第288回番組審議会が9月20日に開催された。冒頭、8月に実施された「首都圏ラジオ聴取率調査」の結果が報告され、ニッポン放送は、前回比0.2ポイントダウンの1.1%となり、トップのTBSに0.3ポイント差で、第2位だったことなどが報告された。これについてはニッポン放送から、高校野球や台風、地震等があって、通常の月の聴取率調査とは少々周辺環境が違っていたことなどが数字の低下に繋がった可能性があるとの指摘があったが、いずれにしても次回の調査に向けてチャレンジして行きたいとして委員の理解を求めた。
 続いてニッポン放送の秋の番組改編についての審議に移ったが、まず、キャッチフレーズとして「2005年秋 ニッポン放送は熱く語ります。Hot!Casting ニッポン放送」とされたことが紹介され、続いて具体的な番組改編が説明された。
 今秋は3つの大きな番組改編が柱となっており、その一つが、土曜日夕方の「福澤朗☆ラジオスター」という番組。次が日曜深夜の「ヤンキー先生!義家弘介の夢は逃げていかない」であり、もう一つの柱が「熱血!ラジカルチャー!!」。また、それ以外では、乙武洋匡さんのスポーツ対談番組、渋谷陽一さんの音楽番組等々の新番組が並ぶことが紹介された。改編率は約29%。委員の間からは、ヤンキー先生を起用したことを高く評価する声が相次ぎ、また番組内容が電話相談に答えるというものであることから、生放送での不注意な発言や言葉の問題等が心配だと指摘する声も聞かれた。一方で、テレビで人気のパーソナリティを起用することから、そのネームバリューに引っ張られ過ぎて、番組の狙いや演出が二の次になってしまわないよう注意する必要があると指摘する発言もあった。いずれにしても新しい顔に期待する声が多くを占め、特に、若者を対象とする番組への期待感が顕著であった。
 最後に、AMラジオの聴取が可能な携帯電話「RADIDEN」が発売になったことから、これを機にもっとラジオを聴いて貰おうと、全国のAMラジオ局が一緒になってキャンペーンを展開していることが紹介された。こうしたキャンペーンを通じて、もっともっとラジオを聴く人の数を増やすべく努力していく姿勢が示されて、第289回番組審議会を終了した。次回は10月18日(火)に開催予定。
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