AMラジオ1242 ニッポン放送
 
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2005年7月19日(火)開催
第287回 ニッポン放送番組審議会 議事概要
場所  東京會舘エメラルドルーム
出席者
(委員)村上和雄委員長、長沼健副委員長、澤岡昭委員、石井幹子委員、福田宏之委員、米長邦雄委員
(放送局)磯原裕社長、亀渕昭信相談役、大沼渉常務、宮本幸一常務、近衛正通常務、森谷和郎編成局長、中島恒雄イベント局長、戸田修一制作部長、上村貢聖報道部長、加藤久雄スポーツ部長、田中厳美編成部長(事務局長)

議題

1.新旧社長挨拶
  2.「6月実施の首都圏ラジオ聴取率調査結果報告」
  3.特に議題を設けない意見交換
 第287回番組審議会が7月19日に開催された。ニッポン放送は、6月末の株主総会で社長が交代し、新社長に磯原裕専務が就任したが、この席には新旧社長が揃って出席し委員に挨拶を行なった。亀渕前社長(現・相談役)は6年間の在任中のお礼を述べ、磯原新社長は、各委員に引き続きの指導・支援を要請し、さらにニッポン放送が、今回の大きな嵐を教訓に、社員が一丸となって笑顔溢れる会社にして行きたいこと、聴取者から高い評価をされる放送局を作って行きたい等、新社長としての抱負を述べた。
 続いて、6月に実施された「首都圏ラジオ聴取率調査」の結果が報告された。ニッポン放送は、前回比0.1ポイントダウンの1.3%となり第2位だったこと、また、全局のセッツインユースも0.2ポイント下がって7.3%だったことなどが報告された。
 引き続き自由な意見交換に移ったが、まずはライブドア問題での経緯について、改めて新旧社長の話があり、その後は、翌年に予定されているデジタル放送について話題が展開して行った。予定では、まず翌年の6月ごろ、東京と大阪で、地上波デジタル・ラジオ放送がスタートし、その後、順次5年程度を要して8大都市に拡大して行く。そして、最終的には、2011年から2013年ごろに、全国規模で地上波デジタル放送に移行する予定であることが報告された。これに関連して、委員の間から、エリアのこと、ノイズのこと、そして携帯電話とのドッキングなどについて、次々に質問が出され、ニッポン放送側からは、デジタル放送担当者を中心に説明を行なった。
 この他、番組審議会は愛知県で開催中の万博や暑さの問題、そして暑さの中で、サッカーの審判が亡くなったことなどに話が及び、最後に、ニッポン放送の出版やイベント等の活動ぶりが紹介された。出版されたのは深夜の番組内企画をまとめた「金持ち川柳貧乏川柳」という本であり、またイベント面では、毎年恒例の「東京キャラクターショー」や「大恐竜展」の開催が紹介された。とくに、昨今の秋葉原の変貌と共に注目されている「萌え」関連で、フィギュア等が人気を集める中、「東京キャラクターショー」も大いに人気を集めていることなどが紹介され、第287回番組審議会を終了した。次回は、8月が休会のため、9月20日(火)に開催予定。

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