AMラジオ1242 ニッポン放送
 
会社情報営業情報
2005年3月15日(火)開催
第283回 ニッポン放送番組審議会 議事概要
場所  ニッポン放送 役員会議室
出席者
(委員)村上和雄委員長、長沼健副委員長、澤岡昭委員、大内順子委員、福田宏之委員、米長邦雄委員、久石譲委員
(放送局)亀渕昭信社長、宮本幸一常務、森谷和郎編成局長、中島恒雄デジタル&イベント局長、甲田秀臣技術局長、松村吉洋制作部長、上村貢聖報道部長

議題 「2005年 ニッポン放送 春の番組改編」
 第283回番組審議会が3月15日に開催され、まず、毎年春の恒例となっている「番組改編」についての審議が行われた。
春の番組改編では、ナイターシーズン突入とあって、冒頭、「ショウアップナイター」が説明された。今年は、前年来の球団合併、選手のストライキなどを受けて、新球団「楽天」の誕生やセパ交流試合導入など話題が多く、ニッポン放送としても、新しい解説者として「伊原春樹」氏と「川崎憲次郎」氏の二人を加えて、より一層、パワーアップした内容で放送することを明らかにした。またメジャーリーグについても、
 井口、藪、中村ら各選手の加入で話題満載となり、松井秀喜選手のニューヨークヤンキース開幕戦など注目の試合の中継や、各選手の情報を伝えて行くことなどが説明された。さらに2006年ワールドカップサッカードイツ大会へ向けての、アジア最終予選やJリーグなど、サッカー中継も積極的に行うことも明らかにされた。
 さらに、もう一つの大きな改編として、午後10時から、新たに「デーモン小暮」をパーソナリティに迎え、「ニッポン全国ラジベガス」という番組をスタートさせること、さらに日曜夜には、初めて本格的にデジタル、インターネットとラジオの融合番組「着ラジ」がスタートすることなどが詳しく説明された。
 こうした新編成について、委員の間からは、番組が求める聴取者の年齢層や、日替わりではなく、月曜から金曜まで、一週間を一人のパーソナリティで通すその意図などについて、次々に質問が出され、活発な審議が行われた。特に、一週間を一人のパーソナリティで通すことについては、毎日、同じ人の声を同じ時間帯に聞くことができるという、放送を聴く人の立場から見れば、安心感が強くなってくるので、大変良いことだとの指摘があり、ニッポン放送としても、リスナーに安心して聴いて貰えるように、このような基本姿勢を貫いていることなどが説明された。
引き続き、ニッポン放送を巡る株問題についての説明に移り、ニッポン放送から、マスコミとしての公共性を維持する為の措置として新株予約権発行を決議したこと、一方、ライブドア側はその差し止め請求を出し、結局はニッポン放送側の主張が否定される裁判所の決定が下されたこと、そしてニッポン放送としては、すぐに異議申し立てをしたことなど、一連の動きが明らかにされた。これに対して委員からは、ニッポン放送がいかに闘っていくべきかなど、ニッポン放送を励ます発言が次々に飛び出す中で、第283回番組審議会を終了した。次回は、4月19日(火)に開催する予定。

ニッポン放送番組審議会事務局 〒100-8439 東京都千代田区有楽町1-9-3 TEL03-3287-1111