AMラジオ1242 ニッポン放送
 
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2004年7月20日(火)開催
第277回 ニッポン放送番組審議会 議事概要
場所  ホテル日航東京
出席者
(委員)村上和雄委員長、長沼健副委員長、澤岡昭委員、福田宏之委員、米長邦雄委員、大内順子委員、石井幹子委員
(放送局)亀渕昭信社長、小笠原徹常務、宮本幸一常務、森谷和郎編成局長、中島恒雄デジタル&イベント局長、甲田秀臣技術局長、佐藤隆彦報道部長、田中厳美編成部長(事務局長)

議題 特に議題を設けず、自由な意見交換
 第277回ニッポン放送番組審議会が7月20日に開催された。今回は、特に議題を設けず自由な意見交換の場としたが、冒頭、6月に実施された「首都圏ラジオ聴取率調査」の結果が報告された。今回の調査では、全体のセッツインユースは若干下がったものの、ニッポン放送は、前回と変わらず、1.3%であったことが明らかにされた。
 引き続き、自由な意見交換に移ったが、まず、来春の営業活動と密接に関連してくるプロ野球の再編問題から話し合いが行なわれた。
 1リーグなのか、2リーグなのか、そして中継権の問題、また球団名についてもJリーグの例と比較しながら話し合いが進められた。とくに、球団名についてアメリカのメジャーリーグでは、地域名のみ入って企業名は入っていないなど、具体例を挙げながら話し合いが進められた。
 また、オリンピックが近づいていることもあって、ラジオとスポーツ論に話題が移り、スポーツの中でも結構ラジオ向きのものもあり、ラジオ局としては、それらを中心にアテネオリンピックでも中継をしていくことが紹介された。とくに女子マラソンは、国民の関心も高く、聞いているだけで走っている場面がイメージできるような中継を目指して行くことなどが説明された。
 こうした中、6月に視察した新社屋の「イマジン・スタジオ」について、どちらかと言えば「聞いてもらうためのメディアであるラジオが、見てもらうための大きなスタジオ、観衆を集めるスタジオを作る必要性」についての考え方について質問が出された。これについては、ニッポン放送から、「現在は、大きなスタジオではなく社外にサテライトスタジオを作っているラジオ局が多い。こうした大きなスタジオは、サテライトスタジオより、公開録音を行ない易く、リスナーとの距離が近くなって直接触れ合いながら放送することが出来る。つまりリスナーが求めているもの、考えていることを、ガラスを隔てることなく、直接、肌で感じることができる。いわば双方向時代にふさわしいものだ」と説明が行なわれた。
 最後に、ニッポン放送の番組表の配布方法や、増加する外国人に対して、中国語や韓国語などによる情報提供の必要性などについて話題が移り、第277回番組審議会を終了した。なお次回は、8月を休会とするため、9月21日(火)に開催する予定。

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