AMラジオ1242 ニッポン放送
 
会社情報営業情報
2004年5月18日(火)開催
第275回ニッポン放送番組審議会議事概要
場所  ニッポン放送 役員会議室
出席者
(委員)村上和雄委員長、長沼健副委員長、福田宏之委員、米長邦雄委員、大内順子委員
(放送局)亀渕昭信社長、小笠原徹常務、宮本幸一常務、森谷和郎編成局長、中島恒雄デジタル&イベント局長、甲田秀臣技術局長、松村吉洋制作部長、佐藤隆彦報道部長、加藤久雄スポーツ部長、田中厳美編成部長(事務局長)

議題 ギャラクシー賞・DJパーソナリティ賞受賞 〜うえやなぎまさひこのサプライズ!〜
 第275回ニッポン放送番組審議会が5月18日に開催され、第41回ギャラクシー賞・ラジオ部門で、DJパーソナリティ賞を受賞したニッポン放送のアナウンサー「うえやなぎまさひこ」と、その番組「サプライズ!」について審議した。
冒頭、4月に実施の「首都圏ラジオ聴取率調査」の結果、ニッポン放送は前回と変わらず1.3%で、首位TBSラジオと0.3ポイント差で第2位だったことが報告された。
 そしてニッポン放送のアナウンサー「うえやなぎまさひこ」のギャラクシー賞・DJパーソナリティ賞受賞に話題が移り、このDJパーソナリティ賞は、11年前に作られた賞だが、ニッポン放送では初受賞、また在京ラジオ局の男性アナウンサーとしても初の受賞であることが説明された。その「うえやなぎまさひこ」が担当する番組「サプライズ!」は、一年半前にスタートしたが、その際、番組が目指すものとして「番組の主役はあくまでリスナー」であるとし、リスナーからの本物の話を双方向コミュニケーションの中で盛り上げて行こうと考えたことが話された。
 そして1年半、パーソナリティとリスナーとの間のコミュニケーションが築き上げられる過程で、様々な話題や出来事を生み出すことが出来たとして具体的な例が示され、番組試聴も行なわれた。具体例としては、番組でお気に入りの曲としてシャンソン歌手の歌を紹介したこと、またゲストとのコミュニケーションについての説明、そしてリスナーとのツーウェイ・コミュニケーションの例として、JR京葉線で電車を乗り間違えた女子受験生への温情停車についての紹介と、その女子受験生の父親からの突然の電話というハプニング、番組で、家庭内の話から防水ラジオのプレゼントに至った騒ぎなど、様々なエピソード、出来事が紹介された。
 こうした説明に対して審議会では、番組でのハプニングについての考え方から、いわゆる「やらせ」問題やラジオそのものの信頼度について話が及ぶなど、ラジオ全般についての論議となったが、番組そのものについては、スタート時からの「うえちゃん」という愛称が、そのまま番組に対するリスナーからの親密度に繋がっているのではないかとの指摘があった。ニッポン放送からは益々親しみのある番組作りを目指すことが示され、第275回番組審議会を終了した。なお、次回は6月15日に開催予定。

ニッポン放送番組審議会事務局 〒137-8686 東京都港区台場2-4-8 TEL03-5500-3262