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2003年11月18日（火）開催
第270回ニッポン放送番組審議会議事概要 |
場所 ニッポン放送 役員会議室
出席者
（委員）村上和雄委員長、長沼健副委員長、福田宏之委員、石井幹子委員、久石譲委員、
（放送局）亀渕昭信社長、小笠原徹常務、宮本幸一常務、森谷和郎編成局長、中島恒雄デジタル＆イベント局長、甲田秀臣技術局長、吉田雄生制作部長、佐藤隆彦報道部長、加藤久雄スポーツ部長、田中厳美編成部長（事務局長） |
議 題 １．松井選手がくれた夢〜８ヶ月間全米を駆け回った師岡正雄アナ
第270回ニッポン放送番組審議会が、11月18日（火）午後開催された。今回は、今シーズンから、米国メジャーリーグ、ニューヨークヤンキースで活躍中の松井秀喜選手を追い続けたニッポン放送の師岡正雄アナウンサーを招いて、帰国報告とともに全米を駆け回っての取材等々を紹介し、今年のニッポン放送のメジャーリーグへの取り組み全般について協議した。
審議会の冒頭、ニッポン放送から次の2点が、詳細に報告された。
(1) 11月1日付けで、総務大臣よりラジオ放送局としての再免許が交付された。同時に、全局に対して麻生総務大臣から要請があり、その内容は、放送法や番組基準の遵守、放送に携わる者の放送倫理向上、人権・青少年への配慮、放送番組審議機関、番組考査機構の機能発揮、災害放送の充実等となっている。
(2) 10月実施の「首都圏ラジオ聴取率調査」の結果、ニッポン放送の平均聴取率は、前回比0.1ポイントアップの1.4％で第2位、またセッツインユースは、前回比0.1ポイントアップの7.7％であった。
以上の報告の後、本題の米国メジャーリーグ中継についての討議に入り、今年のニッポン放送の中継全般、情報対応等について説明があり、引き続き、松井選手を追った師岡アナが加わって、現地での取材・中継等々の報告を行った。
これに対して、委員の間から、まず8ヶ月もの間、単身で松井選手に同行取材した上、現地の深夜には、東京へレポートを続けた師岡アナに労わりの言葉があり、質疑応答に移った。このうち、ニッポン放送のメジャーリーグ中継について、馴染みのないメジャーリーガーを日本の聴取者に、いかにわかりやすく伝えたか等の質問があり、これについては、ニッポン放送としては、例えばイチロー選手のいる「マリナーズ」との日本人選手対決など、関心の高い試合を中心に中継したこと、また、日本人以外の選手については、例えば松井選手に紹介を依頼し、松井選手自身の声でチームメートの解説を加えるなど、身近に感じる放送を心がけたことなどが説明された。最後にニッポン放送として、来年以降もメジャーリーグの情報を提供していく示され、第270回番組審議会を終了した。なお、次回は年明け1月20日に開催予定。 |
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