AMラジオ1242 ニッポン放送
 
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2001年5月15日開催
第245回ニッポン放送番組審議会議事概要
場所  ニッポン放送役員会議室
出席者
(委員)浅田敏委員長、長沼健委員、石川弘義委員、米長邦雄委員、猿田享男委員,澤岡昭委員
(放送局)亀渕昭信社長、高柳和彦専務、小笠原徹編成局長、宮本幸一事業開発局長、甲田秀臣技術局長、佐藤隆彦スポーツ部長、田村光広報道部長、本郷純二制作部長、永渕啓デジタルコンテンツ部長、森谷和郎編成部長(事務局長)
議 題 ニッポン放送のホリデー編成について
 第245回ニッポン放送番組審議会が5月15日に開催され、冒頭、事務局から,4月9日から2週間にわたって行われた「ビデオリサーチ首都圏聴取率調査」で、ニッポン放送は、平日平均・土日平均・全日平均で首位を獲得し、三冠王を達成したことが報告された。
このあと、今回の議題であるニッポン放送の「ホリデー編成」について、事務局から説明があった。
 ニッポン放送のホリデー編成は祭日・祝日に実施しているもので、新しいリスナーの獲得やレギュラー番組のマンネリの打破などを目的としていることが説明され、これまでの具体例、特に今年のゴールデンウィークに放送された「1日まるごと千葉放送局」と「1日まるごとさいたま放送局」の模様が放送時の録音を使って 紹介された。
 1日まるごと放送局は、ニッポン放送そのものがその地域に移り、地域の話題を積極的に取り上げ、地域のリスナーと交流を図るもので、千葉放送局では舞浜・成田・船橋からワイド番組の公開生放送が行われ、午後の「テリーとうえちゃん のってけラジオ」には、就任したばかりの堂本千葉県知事が電話出演した。 
 また、さいたま放送局は、大宮駅前ソニックシティビルとさいたま新都心のジョン・レノン・ミュージアムから放送され、予想を超える大勢のリスナーの方が集まり、大きな収穫があったことが報告された。
 このあと、審議に入った。
 社長)祭日というのは、ふつうの曜日と生活動態が違っており、そういう意味で 普段と違った放送をすべきなんじゃないかと、随分前からホリデー編成に積極的に取り組んでいます。環境を全て変えることで、いつもの番組とは違う番組が生み出せたと思っています。そして、そのことが明日からのレギュラー番組に返っていき、新しい聞き所を作っていると思っています。今後ともこのホリデー編成を多様化していきたいと考えています。
 また、編成というのは、毎日月曜から金曜がこれだ、土日がこれだというのではなく、月に一度あるのがあってもいいし、年に一度あるのがあってもいいんです。
 最後に聴取率ですが、今後も予断を許さない状況が続くと思われますが、とにかく精一杯努力してトップを続けていきたいと思っています。
 (委員)公開生放送の難しい点はどんな所ですか。
 (社長)公開生放送ですと、どうしても周りのリスナーの方にサービスしたくて、その場の雰囲気にあわせようとするんですね。ところがこういった雰囲気を、ラジオを聞いていらっしゃる方がおもしろくないと感じることがあるんです。これが公開生放送の一番難しいところかもしれませんが、これをカバーするのが演出だと思います。
 (委員)この1日まるごと放送局をニューヨークとか、ロンドンでやったらおもしろいですね。
 (編成局長)イチロー・佐々木両選手のいるシアトルもおもしろいかもしれませんよ。
 審議会は、以上のような内容で審議を終えた。
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