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２００1年２月２０日開催
第２４２回ニッポン放送番組審議会議事概要 |
場所 ニッポン放送役員会議室
出席者
（委員）浅田敏委員長、長沼健委員、石川弘義委員、澤岡昭委員（放送局）、亀渕昭信社長、高柳和彦専務、小笠原徹編成局長、宮本幸一事業開発局長、甲田秀臣技術局長、佐藤隆彦スポーツ部長、田村光弘報道部長、本郷純二制作部長、永渕啓デジタルコンテンツ部長、森谷和郎編成部長（事務局長） |
議 題 ニッポン放送の早朝の新番組
「トキちゃんの今日もいい朝！はじまるよ！！
第242回ニッポン放送番組審議会が2月20日に開催され、冒頭、事務局から、 去年12月18日から1週間にわたって行なわれた「ビデオリサーチ首都圏聴取率調査」で、ニッポン放送は、平日平均・土日平均･全日平均で首位を獲得し、三冠王を達成したことが報告された。
このあと今回の議題であるニッポン放送の早朝5時からの新番組「トキちゃんの今日もいい朝！はじまるよ！！」について、まず事務局から説明があった。
この番組の基本コンセプトは、出勤前のリスナーの生活動態、そしてメインターゲットが５０歳代から６０歳代であることを考え、ニュース･天気予報･交通情報などの早朝の情報強化、さらに中高年のリスナーが最も関心を持つ「健康」、この「情報」と「健康」を番組の２本の柱とした。
番組のパーソナリティのトキちゃんこと常倉十紀二さんは、昭和24年生まれの52歳、様々な職業を経て、｢高嶋ひでたけのお早よう!中年探偵団｣のコメンテーターを番組スタートから努めると共に、平成2年から8年間にわたって、土曜日の午前中の3時間のワイド番組のメインパーソナリティも担当した。
このあと、当日放送されたばかりの番組の一コーナー「ドクターやばたの体にいい朝一番乗り」を委員に聴いてもらった後審議に入った。
（社長）この新番組は、21世紀の一番新しい番組ということになりますが、かつてあさの５時台というのは、それ程注目される時間帯ではありませんでした。しかし、最近は早起きの方が非常に多くなっております。このためお年を召した方だけではなく、若い方も聴いてくださるようになりました。また、聴取率調査も朝の５時からはじまりますので主戦場ということにもなります。
様々な試行錯誤があるかと思いますが、とりあえず番組がスタートして１ヶ月半が経ちました。非常にユニークな番組だと思います。どうぞ、ご支援のほど宜しくお願いいたします。
（委員）番組の中でトキちゃんは、よく糖尿病、糖尿病と言っていますが大丈夫なんですか。
（社長）それが心配なんです.糖尿病を前面に出すかどうかは別にして、自分もそういう症状をもっているんだ、一緒に戦おうねと言うという感じがしますが。
(編成局長)７年前は１２０キロだったのが、７５キロまでダイエットしたそうですよ。
（委員）やばた先生は、毎朝来られる訳ですか。
(編成局長)当初、録音でということも考えたんですが、いい機会なので、早起きするということで毎朝見えております。
（委員）やばた先生の言う通り実行したら、効果が出たというような成功例が紹介出来るといいですね。
「スタートしてから１ヶ月半経ちましたので、そろそろそういうことも出来るのではないでしょうか」と編成局長が述べ、審議を終えた。 |
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