AMラジオ1242 ニッポン放送
 
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2000年10月17日(火)開催
第239回ニッポン放送番組審議会議事概要
場所  ニッポン放送役員会議室
出席者
(委員)浅田敏委員長、長沼健委員、石川弘義委員、猿田享男委員、米長邦雄委員
(放送局) 亀渕昭信社長、高柳和彦専務、小笠原徹編成局長、宮本幸一事業開発局長、甲田秀臣技術局長、佐藤隆彦スポーツ部長、田村光弘報道部長、本郷純二制作部長、永渕啓デジタルコンテンツ部長、森谷和郎編成部長(事務局長)
議 題 日本民間放送連盟賞・受賞作品
 第239回ニッポン放送番組審議会が10月17日に開催され、今年度、ニッポン放送が受賞した日本民間放送連盟賞・2作品について審議が行なわれた。  日本民間放送連盟賞は、ラジオ・テレビ番組、CM、技術の質的向上と放送活動の一層の発展を図る目的で昭和28年に創設された賞で、会員放送局98社を対象に、毎年1回、優れた作品に贈られる。
 この賞は、ラジオを対象とした番組部門では、報道的要素が強い番組を対象とした「報道部門」、教育・教養的要素が強い番組を対象とした「教養番組部門」、ドラマ・DJ・芸能・聴取者参加番組などエンターテイメント性が強い番組を対象とした「エンターテイメント番組部門」、パーソナリティー・アナウンサーが生放送で進行に当たる「生ワイド部門」の4つにわかれている。
 ニッポン放送は、今回「教養番組部門」で『塚越孝の土曜ニュースアドベンチャー・母の日スペシャル この母ありてこの子あり〜ツッパリから雑草魂まで』が受賞。また、「エンターテイメント番組部門」で『マジカルミュージックツアー Countdown2000〜吉田拓郎スペシャル』が受賞した。
 『塚越孝の〜』は、一流スポーツ選手の母親のインタビューを通して、「母親の生きざま」「子育てとは」等を問いかけ、元・西武と巨人の選手でニッポン放送ショウアップナイターの解説者、デーブ大久保さん、巨人の上原投手、相撲の雅山、武双山、出島等のお母さんが登場した。
 『マジカルミュージックツアー〜』は、フォークシンガーの吉田拓郎が、自らの半生を自らの言葉で語って進めていくラジオならではの番組で、いずれも審査員の高い評価を得た。『塚越孝の〜』の一部を聴いた後、審議に入った。
(社長)どうしても売上や聴取率が注目されますが、賞というのは非常に重要です。お客様にどれだけ喜んで頂けるか、喜んで頂けるものを作っているかが、結果的には売上高につながり、聴取率にもつながるものだと思います。そういう意味で、賞というのは価値のある大きな要素です。クオリティの高いものが決して良い訳ではなく、聴取率が取れるものでもありません。演出力、ブッキング、編集など番組を作る高度の技術を持っている、賞を取るというのはそういうことの証しだと思いますし、ふだんの番組にも生きてくると思います。
(委員)塚越さんのインタビューが上手いですね。
(社長)審査員の一人は「塚越アナは成長したね」と言ってました
(委員)一人位女性がいても良かったかなと思いますが。
(報道部長)最初は女優のお母さんだったんですが、スポーツ選手の方がドラマがあるのではということで、急遽変更しました。
(委員)サトウハチロウで、ストンと落とすところが上手いですね。これは、本にもなりますよ。
 最後に、浅田委員長が「単純に、面白く聴かせて頂きました」と述べ、審議を終えた。
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