AMラジオ1242 ニッポン放送
 
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2000年9月19日開催
第238回ニッポン放送番組審議会議事概要
場所  ニッポン放送役員会議室
出席者
(委員)浅田敏委員長、石川弘義委員、澤岡昭委員、猿田享委員、大内順子委員、米長邦雄委員
(放送局) 亀渕昭信社長、高柳和彦専務、小笠原徹編成局長、宮本幸一事業開発局長、大沼渉営業局、森谷和郎編成部長(事務局長)
議 題 ニッポン放送の秋の新番組編成、シドニーオリンピック放送
 第238回ニッポン放送番組審議会が9月19日に開催され、「ニッポン放送の秋の新番組編成」について意見を交換した。   冒頭、事務局長から「8月21日から2週間にわたって行われた 『ビデオリサーチ首都圏聴取率調査』で、ニッポン放送は、全日平均、平日平均、土日平均で他局を大きく引き離して首位を獲得し,三冠王を達成しました」という報告があった。
  このあと「ニッポン放送の秋の新番組編成」の審議に入り、まず事務局長が「この半年間は、20世紀の終焉、そして新しい世紀を迎える価値ある半年です。ニッポン放送の秋の新編成は、世紀末にふさわしいスケール感を持った番組、そして、いよいよスタートする本格的デジタル時代に即応した新しい形の番組を編成することはもちろんですが、このような時代だからこそ、心に響く情報を送りつづけてまいります」と述べた。
  ニッポン放送の新番組編成は、夕方5時40分から7時までが『松本ひでおと石川みゆきのヨッ!お疲れさん』。この番組は、ニュース・天気予報・交通情報は勿論のこと、2人のパーソナリティとリスナーとのやりとりで進める夕方にふさわしい人間味あふれる生ワイド番組。
  夜7時からは、『Super!Music Stadium』、この新番組は、ラジオならではの「トーク」と「音楽」を最大限に活かしたスケール感溢れるプログラム。月曜日から金曜日までの5日間、赤阪泰彦、小林克也、坂上みきといった現在の日本を代表するDJ。そして松山千春、吉田拓郎という日本を代表するラジオパーソナリティが担当する。  
  又、ヤングタイムでは、金曜日の夜9時から『SIBUYA mucic tower』 がスタートする。この番組は、若者の流行の発信基地・渋谷を拠点とするFM局「渋谷FM」と協力体制を組み、毎週、渋谷のスタジオから生放送を行い、さらに、この「渋谷FM」と同時放送を実施する。
(委員)それは、ニッポン放送は口を出さず、渋谷FMがやるわけですか。
(編成局長)いえ、共同制作です。こちらから喋り手が行って、向こうがディレクターを出します。
(委員)FMの小さな局と組んだというのは、いい手かもしれませんね。
(社長)非常に勉強になりますし、新しい波を得られるのではないかと思います。
  最後に「ニッポン放送のシドニーオリンピック放送」に触れ、事務局長から「競技の中継内容が各局共通のため、オリジナル色を出すよう『オリンピック情報デスク』を開設し、シドニーからの情報、日本からの情報などをスタジオに送る、あるいは現地のレポーターに送って放送に望みました」という報告があった。
(委員)スタジオのパーソナリティとシドニーのアナウンサーとの会話は全く違和感がなく感心しました。
(事務局長)通常、INSのデジタルで0.3秒くらいは遅れるんですが、お互いの言葉尻を待たずに喋り出すという申し合わせで、間を空けないようにしました。
 事務局長はこのように述べ、審議を終えました。
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