• Facebook
  • Twitter
  • LINE

日本歯科医師会会長の堀憲郎さん。笑う、話す、食べる機能「口腔」って知ってますか?

  • LINEで送る

11月4日(日)放送の番組では、日本歯科医師会会長・堀憲郎さんをお迎えして「口腔健康管理」についてお伺いしました。

淵澤:けさは堀さんに「口腔健康管理」についてお伺いします。

堀:口腔というと、唇から喉までの空間を言います。
  そこには歯があり、唾液腺があり、べろ、ほっぺた、歯茎、
  さらに様々な細菌。これはバイ菌ではなく常在菌が存在します。
  したがって口腔というのは、たんなる空間ではなく、
  食べる、話す、笑う、
  こういった他の臓器にはないユニークな機能を有している
  身体の部分と考えられます。
  
自見:なるほど~。笑う、話す、食べる。大事ですよね~。

淵澤:考えたこともなかったです(笑)

自見:日本歯科医師会会長としてリスナーのみなさんに
   口腔健康管理という言葉の意味を、
   しっかりと理解してほしいそうですね。改めてご説明ください。
   
堀: 口腔ケアは簡単な行為から高度な技術まで広くあります。
   これまで曖昧に使われてきました。
   質の高い口腔ケアを広めるために、整理することにしました。

淵澤:はい

堀: これまで口腔ケアと言われていたものを口腔健康管理と予防と
   決めました。そしてそれを3つに分けました。
   ガーゼで口の中を拭う簡単なものを「口腔ケア」
   歯科医師の指示のもとで行う専門的なことを「口腔機能管理」
   その中間的なものを「口腔衛生管理」
   と区別することになりました。

自見:口腔機能管理には虫歯の治療なども含まれる、
    口腔衛生管理には多職種連携の予防を含める、
    このような感じですか?

堀:  そうです。初めてお耳にする方も多いと思いますし、
    厳密に使い分ける必要もございません。
    リスナーの皆さまには頭に留めて頂いて、
    3つの言葉が出てきたら、この言葉、聞いたことがある!
    こんな感じで思い出して頂ければいいかなと思います。

ニッポン放送の番組一覧

他の番組を見る >