2016.6.16
魔法のラジオ こばなしvol.1 こよみのこと
「魔法のラジオ」をお聴きの皆さま、こんにちは。
番組の中では毎回、様々な暦の名前が登場しますね。
よく知っている名前もあれば、初めて聞く「暦」の名前もたくさん。
「春夏秋冬」の他にも1年を24等分にした「二十四節気」と1年を72等分にした「七十二候」という季節の名前があること、ご存知でしたか?
二十四節気は立春から始まり、春分、夏至、秋分、冬至でそれぞれの季節の盛りを迎え、大寒で一年を締めくくります。
七十二候は二十四節気を3等分して、それぞれの時期、自然の中に見られる特徴を名前としているようです。
例えば、6月のこれからのことを二十四節気でいうと「夏至」(6月21日)、七十二候でいうと「鹿角解しかのつのおつ」、「蝉始鳴せみはじめてなく」、「半夏生」と言い表すそうです。
自然の変化を細かく捉えて24等分、72等分にも表した日本人の感性の豊かなこと。本当に感心してしまいます。
そうそう、「魔法のラジオ」は旧暦をベースにお話をすすめてゆく番組なんですよ。
スピード命!の今の時代には珍しいかもしれませんが、日曜日の朝はゆっくりと一緒に魔法のラジオを聞いて過ごしましょうね。
ここではパーソナリティをさせていただきながら「まぁ!」「なるほど!」と感じたことや、毎日の暮らしの中で実践してみたいことをお伝えしてゆきたいと思います。
(From 横田美穂)
散歩中、綺麗な色の紫陽花を見つけました。今が見頃ですね。