• Facebook
  • Twitter
  • LINE

バドミントン女子シングルスで北京オリンピックにも出場した廣瀬栄理子が23年間の現役生活の中で一番忘れられない試合とは?

  • LINEで送る

今回のゲストは
バドミントン女子シングルスでは
北京オリンピックにも出場され
全日本選手権では5度の優勝を誇る
廣瀬栄理子さんです!



廣瀬栄理子さんのプロフィール】

廣瀬さんは、1985年兵庫県生まれ。
バドミントンの強豪・青森山田高校へ進学し、
インターハイでは、高校1年の時にはダブルスで優勝、
年では団体で優勝されました。

 

高校卒業後は、三洋電機に入社。
2004年の全日本選手権では初優勝を果たし、
10代で女子シングルス日本一に輝きました。

 

2008年の北京オリンピックで、シングルスでベスト16、
全日選手権優勝5回など、輝かしい戦績を残し2014年に現役を引退。

 現在は、ナショナルチームコーチとして、後進の育成にあたりながら、
バドミントンの普及活動や解説などで活躍中です。

 


-兵庫の中学から青森は冒険
今考えるとやっぱり自分でも
冒険をしたなと思いますし、
1つそこが自分のターニングポイント
だったかなとは思うんですけど、
行く前はワクワクと強くなるんだという
気持ちだけだったんですけど行ってみると
全然違いましたね!

−衝撃だった?
一番はやっぱり何と言っても
冬が本当に寒かったので
雪も腰くらいまで積もったりするのが
こんな世界があるんだと衝撃を受けましたね!
そこからもう初めての親元を離れて
一人での寮生活になったので、
最初半年くらいは凄く寂しかったりとか、
あとは練習についていけなかったり、
思うように結果も出なくて、
本当に辛かったなと思いますね!

−中学はバドミントン部がなくて、
週3で大阪まで通っていた?

毎日練習もそんなにできない環境だったので、
出来るときにしっかり集中して、
意識を持ってやらないといけないなと
思ってましたけど、
あとはバドミントンできない時は、
自分で走ったりとか
週末は地元の練習ができるところに
参加させてもらったりというような生活でした!

−週3でも結果を出した?
ただやっぱりずっと大会には、
部活がないので出れなかったので、
初めて中学3年の時に、
「全国大会に出場していいよ」と
校長先生に許可を頂いて、
ただやっぱりそれまで本当に個人で
やってきたので全国大会に出るには
地区大会とかからまず出なきゃいけないんですけど、
それをクリアして初めて全国大会に行けた時は、
父と二人で行ったんですが、
最初体育館に入ると周りのみんなは
部活で来ていて、声を凄く出したりとか、
勝つために気合を入れてトレーニングとかも
ダッシュをしているような
そういう雰囲気が凄くみんなあったので、
「場違いなところに来てしまった」
というような感じでしたね。
知り合いも全くいなかったですし、
「こんなところで私は試合が出来るんだろうか」
と本当に心細かったですね!



そんな廣瀬さんに、金子がより突っ込んで聞いていくコーナー!
『金子の深堀り!』

-現役生活23年で忘れられない試合は?
2011年の全英オープンで
準優勝になった試合があるんですけどその試合ですね!
もちろん私自身オリンピックは凄く夢であり
目標だった試合なのでオリンピックも
心に残っている試合なんですが、
やっぱりそれよりも
2011年の全英オープンという試合は、
いろんな怪我を経験してきましたし、
それを乗り越えて全英の決勝に立てたというのは、
凄く今でも心に残っていますね!

-悔しさはかなりあった?
3位で負けて準決勝で負けて終わるよりも
決勝で負けるっていうのは本当に悔しいですし、
私今でもやっぱり覚えているんですけど、
この全英オープンの決勝で
負けてしまった後の本当にコートでの
その負けた瞬間なんですけど、
「もう一回やりたいな」と思いましたし、
本当にその場で涙が出るほど悔しかったですね

-悔しい思い出?
悔しい思い出でもあるんですけど、
当時中国選手が本当に強くて、
勝ち上がっても勝ち上がっても
中国選手に当たるというような時代だったので、
なかなか決勝に行くというのは
凄く難しかったですし、
その中で自分が決勝の舞台に立てたというのは、
1つ自分の中で自信にはなるという風に感じました!


そんな廣瀬さんが今でも忘れられない言葉、大きなチカラになった言葉とは?
『感謝』

バドミントン生活を通して感じていること。
大きな怪我するまでは
毎日元気にバドミントンをしてるのが
当たり前ではあったんですが、
怪我をして当たり前じゃないと実感しましたし、
本当にやめようかなと思った時も
たくさんの人に支えられてコートに立てた
思うことがたくさんあって、
北京五輪のときも自分の力では
ここに立てていないなというのがあって
そこから凄く感謝というのを大事にするようにしました。


〜〜〜〜お知らせ〜〜〜〜
伊達公子さんと、金子達仁さんの著書
Date of DATE 伊達公子の日』 ¥1,500-(税抜き)
文藝春秋より2018年7月27日発売!
九年半のセカンドキャリアのすべてを綴る
三十七歳で現役復帰した伊達公子が四十六歳で二度目の引退をするまでの九年半の日々とファーストキャリアからの心境の変化を明かす。

テニスファンはもちろん、そうでない方も楽しめる一冊です!
是非、ご一読ください!
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163908014

聖教オンライン

ニッポン放送の番組一覧

他の番組を見る >