体験会&池崎選手インタビューも。「ニッポンチャレンジドアスリート」ウィルチェアーラグビー観戦会レポート

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障がい者スポーツに挑むアスリート、そして、その選手・競技を支える人たちをゲストに迎え、スポーツに対する取り組み・苦労・喜びに迫る番組『ニッポンチャレンジドアスリート』(月~金 13:42~)。
この番組の特別企画として、12/17(土)千葉ポートアリーナで開催された「三井不動産 第18回 ウィルチェアーラグビー 日本選手権大会」の観戦会を実施。ニッポン放送・新行市佳アナウンサーを先導に、抽選で選ばれたリスナーがウィルチェアーラグビーの熱戦を体感しました。

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◎日本代表メンバー同士が真剣勝負

リオパラリンピックで銅メダルを獲得した日本代表メンバーが、それぞれの所属チームに分かれて激突した「三井不動産 第18回 ウィルチェアーラグビー 日本選手権大会」。

この日、観戦したFREEDOM 対 横浜義塾、AXE 対 RIZEの2試合でも、日本代表キャプテンの池透暢選手(FREEDOM)をはじめ、以前「ニッポンチャレンジドアスリート」に出演した庄子健選手(RIZE)や山口貴久選手(横浜義塾)らがマッチアップ。真剣勝負を繰り広げました。

観戦会参加者からは
「ルール自体は簡単なのに、戦術は複雑で奥が深いです」
「こんなに倒れるシーンがあるとは知りませんでした。目の前で見ると想像以上の迫力!」
といった感想が次々とあがります。

特に驚いていたのが、ウィルチェアーラグビー独特の激しいコンタクト。車椅子同士がぶつかって起きる衝突音、タイヤがパンクした際の甲高い破裂音、フロアに転倒した際の衝撃音など、生観戦ならではの迫力を堪能していた様子でした。

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試合の合間には、ウィルチェアーラグビー専用車椅子、通称「ラグ車」を操作できる体験会にも参加。ラグ車の重さ、操作性を味わうだけでなく、リオパラリンピック金メダリストで豪州代表のマット・ルイス選手(沖縄ハリケーンズ)らの衝突を体感して数メートル飛ばされる……という一幕も。怖い、重い、でも楽しい! という貴重な経験の数々に、多くの参加者からは笑顔がこぼれていました。

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◎"2020"が最終目標ではありません

この日、新行アナウンサーは日本代表・池崎大輔選手(北海道 Big Dippers)と、日本ウィルチェアーラグビー連盟の塩沢康雄理事長にインタビューを行っています。

池崎選手は「今の自分を底辺と考え、これからどれだけ成長できるか。肉体的にも、気持ちの面でも、競技環境でも、今以上の『池崎大輔』というものを作っていかなきゃいけないと思います」と、4年後の東京パラリンピックに向けた意気込みなどを語ってくれました。

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また、塩沢理事長は今後の取り組み・競技促進について、「"2020"が最終目標ではありません。もっと競技人口を増やしていって、マイナースポーツからメジャーなスポーツに移行していくことが我々の使命だと思っています」と語り、国際大会ではリオでの銅メダルに引き続き成績を残すこと、国内でもイベントなどを通して集客につなげていきたいと、今後の施策について語りました。

池崎選手、塩沢理事長のインタビューについては、12/30(金)15:00から放送の特別番組『ニッポン放送イヤーエンドスペシャル ニッポンチャレンジドアスリート 限界を超えて』のなかで、さらにくわしくご紹介する予定です。

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※タイムフリーは、放送終了から、1/7(土)5:00までお聴きいただけます。

尚、日本選手権は12/18(日)に決勝戦が行われ、沖縄ハリケーンズがAXEを50対39で下し、5年ぶり3度目の優勝を飾っています。

「ニッポンチャレンジドアスリート」のホームページはこちらから
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※「ニッポンチャレンジドアスリート」の過去の放送はこちらから聴けます

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