11月10日
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なぁんで、雨なの!?
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いやぁ、お天気が、気になりますねぇ。
「ザ・ラジオパーク2007 in日比谷」。
今週土・日、日比谷公園で賑々しく開催なんですが…。
天気予報が…!!!
特にわが「栗村智 あなたと朝イチバン」初のイベント、
「朝イチ青空寄席」と銘打って、
11日・日曜日午前9時30分〜11時30分まで
日比谷公園「にれのき広場」特設テントで行いますが、
足元の悪い中、お客さんに来てもらえるのか、非常に不安なんですよ。
金曜日、テリーさんもたい平師匠も
「栗村さん、ずぶ濡れでやるんでしょうか?ひっひっひ!!!」
どうやら、人の不幸を喜んでる節がありますねぇ…。
何しろ、ネーミングが「朝イチ青空寄席」ですからねぇ。
ま、外は雨でも“心は青空”で、がっ、頑張りまぁ〜す。
さて、先週日曜日、東洋大学「白山祭」で学生主催の寄席があり、
そこへ今、落語芸術協会で、指折りのお二人の噺家さんが呼ばれまして、
「笑福亭鶴光・瀧川鯉昇二人会」をやったのですよ。
お二人の陣中見舞いで、東洋大学大教室の横の楽屋に伺いました。
当日は、雲ひとつない秋晴れで、500人収容の会場は
大入り満員札止め状態で大盛況でした。
それから、わずか一週間で、この週末の雨の予報…。
そりゃあ、ないじゃないですか!
あぁ、ぼやけるだけ、ぼやきました。
当日、会場は、大きなテントを二つぶち抜いて、
雨にぬれないようになってますから、ぜひ、お越しくださいね。
さっ、噺の練習しなくっちゃ!
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10月25日
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番組初!公開イベント(寄席)やります!!
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今週の「あなたと朝イチバン」でもご案内する予定ですが、
今年もやりますよ、ラジオパーク!
正式には「ザ・ラジオパーク2007 in日比谷」というんですが、
11月10日(土)と11日(日)の2日間、日比谷公園で開催します。
各番組が、それぞれの番組のカラーを出したイベントを予定していますが、
今年は私も「あなたと朝イチバン」初の公開イベントとして、
昔の中央大学落語研究会時代を思い出しながら、落語を披露することになりました。
場所は、日比谷公園内「にれのき広場」。
テントを2つぶちぬいて、高座を作ることにしました。
日時は「11月11日(日)午前9時30分〜11時30分」です。
ニッポン放送のパーソナリティには、結構、学生時代、落語研究会に所属して、
着物きて、落語喋ってた人が多いんですねぇ。
「ラジオビバリー昼ズ」の高田文夫さんは、
談志師匠門下で立川藤志楼、日本大学芸術学部・落研OB。
ハッピーパラダイスの三宅裕司さんは、明治大学落研OB。
そして私、栗村智が、中央大学落研OB。
さらに、ミューコミの吉田尚記アナウンサーが慶応大学落研OBてな具合です。
そんなわけで今回は!
「栗村智 あなたと朝イチバン<朝イチ青空寄席>」と題してやります。
副題は“わが懐かしの落研時代”。
お時間のある方は、ぜひ、遊びに来てくださいね。
中央大学・慶応大学・日本大学芸術学部落語研究会の現役学生、各校1人ずつ。
そして、学生時代を思い出して、私と吉田アナ。
それだけでは、来て下さった方も疲れるでしょうから、
本職の噺家さんで、日大芸術学部落研OBの「春風亭一之輔」さんに、
模範演技をしてもらうことにしました。
もちろん、アシスタントのフッチーも、
高座返し(座布団をひっくり返す役)で参加します。
私もさっそく、落語はまずくとも、恰好だけは噺家もどきにしたくて、
正絹羽二重の黒紋付の羽織を昨日買いました。
「ナニも、そこまでしなくても…」とお思いになる方も
いらっしゃいましょうが、今回は私、結構“マジ”なんですっ!
いくらしたかって?
大枚「8000円」!
浅草・伝法院通りの古着屋さんに、自分のサイズにピッタリ合う出回り品を、
1ヶ月かけて探して貰った「掘り出し物」ですよ。
昨日から、噺の稽古もしないで、
高座の途中で格好良く羽織を脱ぐ稽古ばかりしています。
何しろ、大好きだった志ん朝師匠の、高座での羽織の脱ぎ方が、
格好良かったものですから…。
ま、冷たいこと言わずに「あなたと朝イチバン」をお聴きのあなた、
番組初の公開イベント…、ぜひ、朝から一緒に笑い(?!)ましょう!
よろしくお願いいたします。
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10月19日
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あなたの初めて聴いたレコード、初めて買ったレコードは?
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「栗村さん、初めて聴いたレコード、初めて買ったレコードって覚えてますか?」
番組スタッフに訊かれるやいなや、as soon as…
「聞いたのはね、従兄弟が大の三田明ファンで一緒に聞かせられた、
“街に泉があった”だなあ…。
え〜っと、初めて買ったレコードは、ビクターレコードから出てた、
3枚組LP「柳家小さん落語集」なんだよなぁ…」
みんなに失笑されたんですが、本当なんですもん。
高校一年生・春の学園祭に間に合わせようと、
小さん師匠の「粗忽長屋」「出来心」を、
毎日毎日、親父が買ってくれたポータブルプレイヤーの前に座って
針が擦り切れるほど聴いて覚えたんですよ。
傍で見られてたら、まさに志ん生師匠の落語のくすぐり「蓄音機の犬」…、
ビクターのマスコット犬「ニッパー君」でしたよ。
その後、岡崎友紀ちゃんの大ファンになってしまい、
リリースされたレコード全部買ってましたね。
新譜の度にわくわくして、丸い盤の上に針をおく…、イントロが出てくる…。
この瞬間が、もぉ〜たまらないのですよ。
今週は、きっと誰にもあるでしょう。
「初めて聴いた、初めて買った、思い出のアナログ盤リクエスト」を、
お送りします。
おっきなプレゼントもありますからね!
土曜の朝は「あなたと朝イチバン!」で!!
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10月12日
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東京ボーイズ
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先日の8日、落語芸術協会の色物でおなじみの、
東京ボーイズのリーダー・旭五郎さんが、
原発不明がんのため、64歳の若さで亡くなりました。
3月3日、池袋演芸場・三月上席、昼の部で観たのが、
最後でした。
嬉しい時も、悲しい時も、辛い時も寄席に行って、
東京ボーイズの高座を観れば、
何ともいえない、朗らかな気持ちにさせてくれる、
寄席の定席では欠かせない、ボーイズ漫才グループでした。
お茶目なウクレレ・仲八郎さん、
とぼけた三味線・菅六郎さんの二人に挟まれて、
背の高いアコーディオンのリーダー・旭五郎さん。
三人の醸し出す絶妙な呼吸の「なぞかけ問答」は、
寄席の売り物でした。
今は落語協会に移籍した、
桂文生師匠の提案で生まれた「なぞかけ問答」。
いやぁ、傑作でした!
遺された菅さんと仲さんで、これからもやっていくとか…。
でも、あのアコーディオンがあってこその「東京ボーイズ」。
残念でなりません。
「なぞかけ問答」のトリネタは、おなじみ!
”東京ボーイズというやつを、なぞかけ問答で解くならば〜
種を蒔かない畑と解きまする〜。
いつまでたっても芽が出ない〜、いつまでたっても芽が出ない〜”でした。
これにかけまして、私も…、
“旭五郎というリーダーを、なぞかけ問答で解くならば〜
自転車のりと解きまする〜。
いつまでたっても忘れない〜、いつまでたっても忘れない〜”
♪天気が良ければ晴れだろう〜。天気が悪けりゃ雨だろう〜。
雨が降ろうと、風が吹こうと”東京ボーイズ”!
ほ〜がら〜か〜にぃ〜〜〜♪
ご冥福をお祈りいたします。
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10月 5日
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早いもので、一年
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いやぁ、早いもので、この番組が始まって、丸一年が経ちました。
昭和52年入社で、30年スポーツアナウンサーをやってましたから、
専らナイター中継担当で、体はすっかり夜型になっていたのをガラリ一変!
土曜の早朝5時放送開始の番組で、喋らせていただくとは…。
なにしろ、ちょいと遅くなれば、これまでその時間に
帰宅することさえあったのですから真逆の生活でした。
毎週土曜日の朝、JR有楽町駅日比谷口から第一声。
日の長短、季節の移ろいを肌で感じながら、
さわやかに、ゆったりとお届けしてきたつもりですが…。
私自身、見るもの、聞くもの新鮮で、心地よく喋っているのですが
人間、慣れというものは怖いですからね…。
あなたがお気づきになったところを、
おハガキで、メールで、ファックスで、ご遠慮なく教えてくださいね!
この短い一年の間に、フッチーは「一児の母」に。
有楽町の町並みも今、大変な様変わりを遂げています。
これからも爽やかに、ゆったり、のんびり、
土曜の朝にピッタリな番組作りをしていきますので、
どうぞ、宜しくお願いいたします。
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