9月19日
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圧巻!2000人の落語
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「第五回大・上方落語祭・渋谷繁盛亭」に行ってきました。
今回からニッポン放送後援ということで、
普段はチケット取りにくい会なのに、いい席が取れ、
久しぶりにゆったりと、落語を楽しんできました。
「渋谷C.C.レモンホール?」
あまり“ホール落語”では使わないトコだな…と
ぶつぶついいながら、JR渋谷駅から、
あっちこっちで路を訊きながら、たどり着いたら、
いやぁ、黄色く鮮やかにライティングされた建物?
アレ???ココって、渋谷公会堂?
「8時だョ!全員集合」の公開放送やってたトコじゃん!!!
改装されてはいますが、収容人員2000人の大ホール。
いつもは100人の池袋演芸場、
180人の内幸町ホール、
あの国立演芸場でも350人収容ですからブッタまげました。
いいお席でしたが、3代目桂春団治師匠が豆粒のよう。
出し物は、十八番「皿屋敷」大きな小屋だけに、
仕草の多いネタを選ばれたようですね。
花丸・小春団治・談春・春団治
休憩
楽太郎・文珍スペシャル対談(進行テリー伊藤さん)
楽太郎・トリが文珍さん。
これまた、大きな会場にピッタリの
にぎやかな噺「船弁慶」。
なかなか、よい出来でした。
しかし、普段100人から200人の器で、
のんびり楽しむことが多い落語。
2000人が、ドッと笑う迫力には、
あっけに取られましたねえ。
今日の出演者の皆さん、大観衆にも堂々と、
間をいつもよりしっかり取りながらの熱演でした。
そういえば、春団治師匠、
昔の道頓堀角座の大きな舞台でも、
変わらずマイペースで落語を演じていたなぁ…。
「あぁ、今年も大好きな三代目を観られて良かった…」
大満足で家路につきました。
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9月12日
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広島の空に…
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ふるさとの、やまにむかいていうことなし
故郷の山はありがたきかな (啄木)
4年ぶりに故郷・広島へ、家族そろって帰省しました。
私自身、2006年に身体をこわして、
長距離移動を避けていたのですが、
83歳の父の病気見舞い、久しぶりの墓参り…。
日頃の親不孝・ご先祖不幸を詫びながらの二日間でした。
新幹線で広島駅のプラットホームに滑り込む直前、
左手にあざやかな緑のグラウンド、真っ赤なスタンドの
新広島市民球場「マツダ・ズーム・ズーム・スタジアム」が、
目に飛び込んできて「思わず変わったなあ…」と。
昔、名古屋駅直前、ちらりとみえたナゴヤ球場とは、
比べ物にならない感激でした。
父を見舞い、そのあと宮島へ。
昼は名物「あなご丼」、夜は「広島風お好み焼き」に舌鼓。
翌朝、広島市を一望する小高い丘にある母の眠るお墓へ。
啄木の見上げた岩木山とは比べようもありませんが、
小高い二葉山を妻・娘・息子と見上げ、
思わず少年時代の思い出が、脳裏に浮かび、
熱いものがこみあげてきました。
何ともいえない、鮮やかな青い空を見上げ、
お墓から見下ろした広島市内…。
ふと、口に出たのが啄木の句でした。
やっぱり、ふるさとっていい!
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9月 4日
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観過ぎにご用心
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不肖、私・栗村、8月23日、ついに56歳になりました。
ホームページを御覧になったのか、リスナーの皆さんからも、
お祝いのはがき、メールをいただき恐縮しています。
まっ、56歳にもなると、誕生日といっても、
さほどの胸の高鳴りはありませんが、
リスナーの皆さん、そして番組スタッフから祝福されると、
昔なら定年退職の年を超えてるわけですから複雑なんですが、
この年で、好きなおしゃべりが出来ていることには、
本当に有難く、感謝に耐えないわけですよ。
番組スタッフから、それぞれ内外の映画のDVDをプレゼントしてもらい、
この10日間寸暇を惜しんで、しっかり観賞させていただきました。
「フォレストガンプ」「愛しのローズマリー」「ベートーベン」
「私の中の消しゴム」「韓国映画・3部作」。
そして「懐かしの国鉄・昭和40年代の優等列車」と、
山ほど、私の好みそうなDVDをプレゼントで貰い、
またこれ、ハズレが全くなく、
いつも放送を共にしているスタッフの、
私の嗜好分析には、頭が下がります。
ところが一昨日、全部見終わって、
もう一度、鉄ちゃんの虫が起こり、
「懐かしの国鉄・昭和40年代優等列車」をもう一度見ようとしたら、
5年間愛用している愛器・DVDが、
「キュルキュルキュル、ギ〜ん、ギ〜ン、ピタッ!」
悲鳴をあげて止まってしまい、動かなくなってしまいました。
昔から凝りだすと、なかなか飽きることを知らない性格だけに、
集中して、過熱してしまうまで、
DVDを着けっぱなしにしてしまっていたツケがきたようです。
仕方なく、大枚5000円で、
新しいDVDプレイヤーを買ってきました。
なんで、デッキをかわないのか???
って、それは馬券を当てた時にしようと思って、
既に5年の歳月がすぎてしまいました。
名作映画、趣味のDVD鑑賞後、何となく複雑な思いで、
新しいDVDの箱を開けたのです。
今度は大事に使わなくっちゃ。
どうせ、馬券は当たる訳ないのだから…。
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8月28日
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濃厚なキスをカンタンにするな!!!
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いやぁ、驚きました。
普段、あまりテレビドラマは観ないのですが、
(暇がありゃあ、寄席へ行ってますからねぇ)
何となく気になって、フジテレビ月9ドラマ
「ブザービート」をビデオでタイマー録画して観たのです。
実は、映画「真夏のオリオン」に出ていた北川景子さんに一目ぼれ…。
新聞のテレビ欄に彼女の名前を見つけてタイマー録画したわけですよ。
いやぁ、驚いたァ〜〜!!
な、なんと、いきなり主人公の山下智久クンと、
固く抱きあって「キスシーン」が!
最終回ならまだしも、かくも簡単にキスシーンに???
ちょっとやそっとでは、驚かないオジさんだと自称していた私としては、
結構とり乱して、テレビの画面を食い入る様に観ていました。
映画「真夏のオリオン」では、戦中の清楚な女性を演じていたので、
そのギャップに…唖然としてしまったわけですよ。
ただ、私のこの反応にウチの娘や妻たちは、
「ナニ、一人で怒ってるの?バッカみたい!」ですって。
でも、昔の連続テレビドラマは、
今日でおしまいとなる最終回に抱き合うくらいが相場でしたよ。
男女間が、かくもオープンになっているのかと、
一人で怒りに燃える拳を固く握り締めたのでした。
さて、今週の「栗村智 あなたと朝イチバン」は、
球界のご意見番・関根潤三さんとお送りする
「ジャイアンツV9を支えた男たち」の後編!
「淡路島のたまねぎ・10キロ」が、
10人の方に当たるプレゼントもあります。
今週で3週続けてご出演いただく関根潤三さんですが、
関根さんが法政大学のエースのころ、
「山手線各駅に彼女がいた」といわれていました。
でも、関根さんに、この「ブザービート」を見せたら、
なんておっしゃるでしょうかねぇ?
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8月21日
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広島のお好み焼き
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鉄板の上に油をひいて、小麦粉を薄〜く、丸〜く延ばし、
削り節をパラパラ…。
その上に大盛りキャベツ、もやし、青ねぎを乗せて、
天粕(揚げ玉のことですよ。広島ではテンカス)を振り掛けます。
その上に薄切り豚の三枚肉を、好みで3〜4枚。
イカ天(つまみののしイカを揚げてあるヤツ)を乗せて、
その横でソバだまをジュウ〜!
きれいに丸く形をつけて、野菜の山の上にのっけます。
最後に鉄板に、卵をおとして、コテで黄身をつぶし、
その上に山になった具を、ひっくり返して乗せて、
大きなコテ2枚で、上からギュウ!!
ジュージュー焼いて、特製ソースを満遍なく塗って、
青海苔をパラパラっとやって…出来上がり!
「広島のお好み焼き」の完成です。
今では東京にも、たくさん広島風お好み焼き店がありますが、
やっぱり、故郷・広島に帰ると、
やっぱり鉄板の前に座って、ハフハフと小さなこてで口に運ぶ。
箸なんか使わんのです。
これが、広島の伝統のお好み焼きの食い方じゃ!
広島名物数あれど、このお好み焼きに勝るものはないんじゃけえのう。
思わず、広島弁になってしまいましたが、
今週の「栗村智 あなたと朝イチバン」では、
私の故郷の名物「みっちゃん総本店のイカ天肉玉そば入り4枚セット」
(典型的なこれが広島のお好み焼き)
レンジで、チンするだけで食べられるスグレものをプレゼントします。
お好み焼き味の、広島限定ポテトチップスも5名の方に当たります。
そして先週、好評をいただいた、解説者・関根潤三さんが語る、
戦前〜戦後の日本プロ野球史、今週は「ジャイアンツV9・前編」です。
そういえば、関根さん現役を引退されてから、
広島カープのコーチもされてますので、
お好み焼きは、もちろん大好物ですよ!
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