1242 ニッポン放送
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みのりの日記
栗村 智
栗村 智
 
diary
9月19日
圧巻!2000人の落語
「第五回大・上方落語祭・渋谷繁盛亭」に行ってきました。
今回からニッポン放送後援ということで、
普段はチケット取りにくい会なのに、いい席が取れ、
久しぶりにゆったりと、落語を楽しんできました。

「渋谷C.C.レモンホール?」
あまり“ホール落語”では使わないトコだな…と
ぶつぶついいながら、JR渋谷駅から、
あっちこっちで路を訊きながら、たどり着いたら、
いやぁ、黄色く鮮やかにライティングされた建物?
アレ???ココって、渋谷公会堂?
「8時だョ!全員集合」の公開放送やってたトコじゃん!!!

改装されてはいますが、収容人員2000人の大ホール。
いつもは100人の池袋演芸場、
180人の内幸町ホール、
あの国立演芸場でも350人収容ですからブッタまげました。

いいお席でしたが、3代目桂春団治師匠が豆粒のよう。
出し物は、十八番「皿屋敷」大きな小屋だけに、
仕草の多いネタを選ばれたようですね。
花丸・小春団治・談春・春団治
休憩
楽太郎・文珍スペシャル対談(進行テリー伊藤さん)
楽太郎・トリが文珍さん。
これまた、大きな会場にピッタリの
にぎやかな噺「船弁慶」。
なかなか、よい出来でした。

しかし、普段100人から200人の器で、
のんびり楽しむことが多い落語。
2000人が、ドッと笑う迫力には、
あっけに取られましたねえ。
今日の出演者の皆さん、大観衆にも堂々と、
間をいつもよりしっかり取りながらの熱演でした。

そういえば、春団治師匠、
昔の道頓堀角座の大きな舞台でも、
変わらずマイペースで落語を演じていたなぁ…。
「あぁ、今年も大好きな三代目を観られて良かった…」
大満足で家路につきました。
9月12日
広島の空に…
ふるさとの、やまにむかいていうことなし 
故郷の山はありがたきかな (啄木)

4年ぶりに故郷・広島へ、家族そろって帰省しました。
私自身、2006年に身体をこわして、
長距離移動を避けていたのですが、
83歳の父の病気見舞い、久しぶりの墓参り…。
日頃の親不孝・ご先祖不幸を詫びながらの二日間でした。

新幹線で広島駅のプラットホームに滑り込む直前、
左手にあざやかな緑のグラウンド、真っ赤なスタンドの
新広島市民球場「マツダ・ズーム・ズーム・スタジアム」が、
目に飛び込んできて「思わず変わったなあ…」と。
昔、名古屋駅直前、ちらりとみえたナゴヤ球場とは、
比べ物にならない感激でした。

父を見舞い、そのあと宮島へ。
昼は名物「あなご丼」、夜は「広島風お好み焼き」に舌鼓。
翌朝、広島市を一望する小高い丘にある母の眠るお墓へ。
啄木の見上げた岩木山とは比べようもありませんが、
小高い二葉山を妻・娘・息子と見上げ、
思わず少年時代の思い出が、脳裏に浮かび、
熱いものがこみあげてきました。

何ともいえない、鮮やかな青い空を見上げ、
お墓から見下ろした広島市内…。
ふと、口に出たのが啄木の句でした。
やっぱり、ふるさとっていい!
9月 4日
観過ぎにご用心
不肖、私・栗村、8月23日、ついに56歳になりました。
ホームページを御覧になったのか、リスナーの皆さんからも、
お祝いのはがき、メールをいただき恐縮しています。

まっ、56歳にもなると、誕生日といっても、
さほどの胸の高鳴りはありませんが、
リスナーの皆さん、そして番組スタッフから祝福されると、
昔なら定年退職の年を超えてるわけですから複雑なんですが、
この年で、好きなおしゃべりが出来ていることには、
本当に有難く、感謝に耐えないわけですよ。

番組スタッフから、それぞれ内外の映画のDVDをプレゼントしてもらい、
この10日間寸暇を惜しんで、しっかり観賞させていただきました。
「フォレストガンプ」「愛しのローズマリー」「ベートーベン」
「私の中の消しゴム」「韓国映画・3部作」。
そして「懐かしの国鉄・昭和40年代の優等列車」と、
山ほど、私の好みそうなDVDをプレゼントで貰い、
またこれ、ハズレが全くなく、
いつも放送を共にしているスタッフの、
私の嗜好分析には、頭が下がります。

ところが一昨日、全部見終わって、
もう一度、鉄ちゃんの虫が起こり、
「懐かしの国鉄・昭和40年代優等列車」をもう一度見ようとしたら、
5年間愛用している愛器・DVDが、
「キュルキュルキュル、ギ〜ん、ギ〜ン、ピタッ!」
悲鳴をあげて止まってしまい、動かなくなってしまいました。
昔から凝りだすと、なかなか飽きることを知らない性格だけに、
集中して、過熱してしまうまで、
DVDを着けっぱなしにしてしまっていたツケがきたようです。
仕方なく、大枚5000円で、
新しいDVDプレイヤーを買ってきました。

なんで、デッキをかわないのか???
って、それは馬券を当てた時にしようと思って、
既に5年の歳月がすぎてしまいました。
名作映画、趣味のDVD鑑賞後、何となく複雑な思いで、
新しいDVDの箱を開けたのです。

今度は大事に使わなくっちゃ。
どうせ、馬券は当たる訳ないのだから…。
8月28日
濃厚なキスをカンタンにするな!!!
いやぁ、驚きました。
普段、あまりテレビドラマは観ないのですが、
(暇がありゃあ、寄席へ行ってますからねぇ)
何となく気になって、フジテレビ月9ドラマ
「ブザービート」をビデオでタイマー録画して観たのです。

実は、映画「真夏のオリオン」に出ていた北川景子さんに一目ぼれ…。
新聞のテレビ欄に彼女の名前を見つけてタイマー録画したわけですよ。
いやぁ、驚いたァ〜〜!!
な、なんと、いきなり主人公の山下智久クンと、
固く抱きあって「キスシーン」が!
最終回ならまだしも、かくも簡単にキスシーンに???
ちょっとやそっとでは、驚かないオジさんだと自称していた私としては、
結構とり乱して、テレビの画面を食い入る様に観ていました。
映画「真夏のオリオン」では、戦中の清楚な女性を演じていたので、
そのギャップに…唖然としてしまったわけですよ。

ただ、私のこの反応にウチの娘や妻たちは、
「ナニ、一人で怒ってるの?バッカみたい!」ですって。
でも、昔の連続テレビドラマは、
今日でおしまいとなる最終回に抱き合うくらいが相場でしたよ。
男女間が、かくもオープンになっているのかと、
一人で怒りに燃える拳を固く握り締めたのでした。

さて、今週の「栗村智 あなたと朝イチバン」は、
球界のご意見番・関根潤三さんとお送りする
「ジャイアンツV9を支えた男たち」の後編!
「淡路島のたまねぎ・10キロ」が、
10人の方に当たるプレゼントもあります。

今週で3週続けてご出演いただく関根潤三さんですが、
関根さんが法政大学のエースのころ、
「山手線各駅に彼女がいた」といわれていました。
でも、関根さんに、この「ブザービート」を見せたら、
なんておっしゃるでしょうかねぇ?
8月21日
広島のお好み焼き
鉄板の上に油をひいて、小麦粉を薄〜く、丸〜く延ばし、
削り節をパラパラ…。
その上に大盛りキャベツ、もやし、青ねぎを乗せて、
天粕(揚げ玉のことですよ。広島ではテンカス)を振り掛けます。
その上に薄切り豚の三枚肉を、好みで3〜4枚。
イカ天(つまみののしイカを揚げてあるヤツ)を乗せて、
その横でソバだまをジュウ〜!
きれいに丸く形をつけて、野菜の山の上にのっけます。
最後に鉄板に、卵をおとして、コテで黄身をつぶし、
その上に山になった具を、ひっくり返して乗せて、
大きなコテ2枚で、上からギュウ!!
ジュージュー焼いて、特製ソースを満遍なく塗って、
青海苔をパラパラっとやって…出来上がり!
「広島のお好み焼き」の完成です。

今では東京にも、たくさん広島風お好み焼き店がありますが、
やっぱり、故郷・広島に帰ると、
やっぱり鉄板の前に座って、ハフハフと小さなこてで口に運ぶ。
箸なんか使わんのです。
これが、広島の伝統のお好み焼きの食い方じゃ!
広島名物数あれど、このお好み焼きに勝るものはないんじゃけえのう。

思わず、広島弁になってしまいましたが、
今週の「栗村智 あなたと朝イチバン」では、
私の故郷の名物「みっちゃん総本店のイカ天肉玉そば入り4枚セット」
(典型的なこれが広島のお好み焼き)
レンジで、チンするだけで食べられるスグレものをプレゼントします。
お好み焼き味の、広島限定ポテトチップスも5名の方に当たります。

そして先週、好評をいただいた、解説者・関根潤三さんが語る、
戦前〜戦後の日本プロ野球史、今週は「ジャイアンツV9・前編」です。
そういえば、関根さん現役を引退されてから、
広島カープのコーチもされてますので、
お好み焼きは、もちろん大好物ですよ!
 
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