4月23日
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久しぶりのキンチョー!
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落語芸術協会・真打昇進披露パーティーが、
都内ホテルの大広間に、
700人の招待客を迎えて、賑々しく行われました。
瀧川鯉之助改め、10代目・春風亭傳枝さんのゲストで、
不肖私も列席させていただきました。
大広間のステージすぐそば、周りには各定席、
国立演芸場の支配人・お席亭が居並び、
すぐ横には、歌丸会長、馬風落語協会会長、小遊三、米丸、
笑三、小柳枝、遊三、円、鶴光と錚々たる顔ぶれ。
司会は昇太師匠。
おなじみのカミカミもご愛嬌で和やかに進むうち、
きっ、来たァ〜!!!
「それでは、新真打の門出を祝い、お祝辞を
ニッポン放送アナウンサー栗村智さんにお願いします」
ヒェ〜ッ!
昇太さんに「栗村智さん」て呼ばれるとテレちまう!?
いつもは、こっちが、客席から拍手する立場ですが、
大看板の師匠方、お席亭から、温かい拍手を頂くなんて…。
いやぁ、恐れ多いことですが感激しました。
ヨシッ、落ち着いてゆっくりとしゃべろうとマイクの前に…。
その時でした。
メインテーブルの真ん前にいた、
新宿末広亭・北村幾夫席亭から
「ヨッ!栗ちゃん、たっぷり待ってました」との、
声がかかり、急に頭も目の前も真っ白!
結局、何をしゃべって、降壇したか、
記憶がないのですよ。
新真打・4名のみなさんが、
「一日も早く定席のトリがとれますように!」という
趣旨の言葉を、内心バクバクながら、
余裕かまして喋ったつもりなんですが…。
あれほど緊張したのは、初めて横浜スタジアムで、
遠藤投手にヒーローインタビューした時以来ですねぇ。
席に戻って、水をゴクリ!
脇の下から、冷たい汗が流れ落ちてましたよ。
でも、とてもいい経験をさせて頂きました。
壇上に並んだ、4人の新真打。
春風亭鹿の子・春風亭傳枝・三笑亭可龍、
そして、昔せき亭慎太郎の晴れ姿!
ママさん真打の鹿の子師匠のきれいな目から、
大粒の涙がこぼれ出ていました。
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4月17日
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およばれもタイヘン!
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あいかわらずの不景気。
そして、ここにきて震え上がるような陽気。
それでなくても、気が重〜くなりがちですが、
寄席の世界は相変わらず、ブームという奴が続いていますね。
先月から今月にかけて、落語協会で真打昇進披露興行。
そして、桂歌丸会長の英断で、6代目・三遊亭円楽襲名披露興行が
落語芸術協会の定席で、賑々しく行われています。
おめでたブームはさらに続き、5月1日から、
新宿末広亭を皮切りに、落語芸術協会の
4人の真打昇進披露興行が行われます。
それに先立って、18日・日曜日、都内のホテルで、
4人合同の真打昇進披露パーティーが開かれます。
そのパーティーに、私・栗村も招待されたのですよ。
大ファンの鯉昇師匠の会や、定席の楽屋に
お邪魔するようになって知り合った、
お弟子さんの瀧川鯉の助改め、春風亭伝枝さんの
お祝いの席におよばれします。
今回は、春風亭鹿の子・三笑亭可龍・昔昔亭慎太郎さんと一緒に
にぎやかに執り行われます。
鶴光師匠も出席されるのですが、
最近おめでた続きで、ご祝儀も大変ですよね。
でも、この披露、本人としては、本当のところ、
一人で看板揚げたいでしょうねえ。
でも、4人とか5人まとまっての披露パーティーですと
その人数で割れば、入費も過分にかからず、
呼ぶほうも、呼ばれるほうも、ラクですよね。
鶴光師匠曰く「一人づつやられてみぃ。
こっちが潰れてしまうで。いやホンマの話…」
いやはや、大変な世界ですねぇ。
以前、同郷の古今亭菊丸師匠の真打昇進披露に
出席したことがありますが、
今回は、お祝いのスピーチも頼まれてしまいまして、
大恐縮・大緊張ですよ。
ま、どんなパーティーだったかは、次回お知らせしますね。
ふぅ〜緊張します。
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4月10日
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ビッ、ビンゴに当たったぞぉ〜!
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私、栗村、これまで、どうも籤運がないというのか、 悪いのか、
じゃんけん大会、ビンゴ大会の類、
当選したり、商品をゲットしたためしがないのですが、
ついに!ビンゴ大会で「ビンゴ!」の
雄たけびを挙げることができました。
年2回、都内のホテルで行われる「信州マスコミ懇親会」。
信州のよさを、マスコミに紹介しようという企画。
目玉が、結びに行われるビンゴ大会。
いの一番では、ありませんでしたが、
順調に穴が開いて、すんなりビンゴ!
商品は、高級カジュアルシューズ。
愛用の靴が磨り減ってソロソロ…と、
思っていた矢先でしたから、
凄いラッキー!
もう早速、おろして履いています。
今までビンゴというと、
最後の商品がなくなるまで、
ほとんど穴をあけられませんでしたから、
なんか、生まれ変わったような気がしたわけですよ。
この余勢をかって、今週日曜日、
3歳クラシック第一弾!桜花賞に挑戦です。
なんか、当たりそうな〜!!!
改装前の阪神競馬場で、1984年くらいから、
10年間、実況を担当していましたが、
天気が不順な時期だけに、
直線に坂のない小回りコースで大接戦。
コース取りの有利不利もあって、
超難解なレースの1つでしたが、
阪神競馬場が改装されてから、直線の心臓破りの坂のせいで、
実力を存分に発揮できるコースコンディションになりました。
ここは、関西に留まって調整しているアパパネ中心に、
ギンザボナンザ・アプリコットフィズ・コスモネモシン・
レディアルバローザあたりを狙っています。
今のバイオリズムなら、当たるかも???
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4月 3日
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なりませぬ、なりませぬ…
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大ファンだった俳優・藤田まことさんが、
2月17日に亡くなられてから、間もなく四十九日ですねえ。
藤田さんというと、何といっても「必殺シリーズ」!
それから剣客商売ですよねぇ。
いつも、土曜の生放送を終えて帰宅すると、
スカパーで「剣客…」とか、懐かしい時代劇を見るのが
楽しみなんですよ!
実は、早くも今月5日から、平日に毎日、藤田さんを偲んで、
午後1時と深夜1時の「1日2回」、
スカパーの「時代劇専門チャンネル」で、
「必殺シリーズ」が放映されるんですよ。
5日からの第一弾は、昭和52年放送の
「新 必殺仕置人」でスタートします。
池波正太郎の「仕掛け人梅安」の梅安がモデルの、
山崎努さん演じる「念仏の鉄」も中村主水とからむ、
「必殺シリーズ」でも名作中の名作ですよ!
その後、昭和47年の「必殺仕掛人」を皮切りに、
連綿と続いた必殺シリーズが、続々登場するそうです。
「必殺シリーズ」は、毎回登場するゲストも面白かったのですが、
私・栗村がイチバン印象強く憶えているのが、
確か私が大学2年の時、アルバイトして秋葉原で買った
白黒テレビで見ていた、
土曜夜放送「暗闇仕留人」の尼さん・妙心尼役の三島ゆり子さんの
「なりませぬ、なりませぬ…アッハーン」が大好きで、
4畳半の下宿で、一人ニンマリしていたものですよ。
今から「暗闇仕留人」が楽しみです。
今週から「栗村智 あなたと朝イチバン」では
朝7時過ぎから「時代劇専門チャンネル」提供の、
「それゆけ 栗奉行!」というコーナーが始まります。
どんな内容って…???
それは、聴いてからのお楽しみ!
なりませぬ、なりませぬ…。
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3月27日
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和式のすゝめ 〜スポーツを志す人たちへ〜
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先週土曜日にプロ野球パリーグが開幕。
そして6日遅れでセリーグも開幕しました。
その陰に隠れるようにと言っては難があるかもしれませんが、
この時期、例年行われている「春の高校バレー」は、
地上波テレビでの中継から、年々、露出が少なくなり、
とうとう夜中にちょびっとだけ中継という、
さびしい限りの注目度に 悲しくなってしまいます。
でも、金曜日には、男子が東洋。
女子が強豪・東九州龍谷(元・中津扇城)が優勝し、
幕を閉じました。
私は広島県出身で、元々バレーボールの盛んな土地で
育ちましたから、やるのはからっきしですが、見るのは大好き!
スポーツアナ時代には、1984年から時々、
「春高バレー」の決勝戦をラジオで生放送、
あるいは録音ダイジェストで中継していました。
ですから、毎年この時期は、プロ野球開幕直前にもかかわらず、
代々木第一体育館通いが日課だったんです。
ただ、中継用に選手や監督、コーチに取材してみて、
巧くすれば、テレビの全国中継に映って、
その高校の入学志願者が殺到するなんてこともあったそうで、
名前を挙げるためにも、拾って打つだけでなく、
フェイント・クイック・時間差・変化球と、
様々な技を駆使できるチームが上位に進出…てなわけなんですよ。
3月下旬の大会ですから、
2年を終えて新3年になろうとする時期に
それを身に着けさせようとするわけで、
高校野球とオナジク、17歳にして、
ひじがまっすぐに伸びなくなってしまったり、
ひねりを入れたサーブやスパイクばかりで、
腰に慢性の腰痛を抱えている選手が、
たくさん出ていたのです。
監督さんも「選手が可哀想だ」と思いつつ、
檜舞台に立たせたい一心で、入学と同時に、
「A<B<C<Dクイック」を教えるんですねぇ。
しかし以前は、関節のしっかりした下半身の強い選手を、
揃えようと思えば、揃ったそうですが、
今は、至難の業だそうですよ。
大会の取材でお世話になった、
大阪女子短期大学付属高校の米田守監督。
それから、男子・東亜学園の馬橋監督。
共に残念ながら、お亡くなりになった名匠ですが、
お二人とも現代の高校生の下半身、股関節の固さを、
嘆いていらっしゃいました。
どちらがおっしゃったかは忘れてしまいましたが、
そのひとつの要因は、トイレがしゃがむ「和式」から、
座るだけで用が足せる「洋式」になったのが、
大きいんですって。
なるほど、下半身と股関節が柔らかくないと、
トイレで用を足すのが辛いですもんね。
体格が欧米化するのは悪くありませんが、
下半身の強い日本人の特徴が薄れていくのは、
さびしいものですね。
いっそのこと、合宿所のトイレを、
「和式」に変えてみては???
来年から「春高バレー」は、
1月に行われることになったそうです。
高校の集大成ですから、3年生が卒業2ヶ月前に、
大会に参加できるのだそうです。
“トイレを皆、和式に…”というのは冗談ですが、
この大会日程変更は大賛成です!
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