飯田コージ
1981年12月5日、神奈川県出身。2004年ニッポン放送入社。年齢当てクイズでは必ずプラス20歳上で答えられる。不自然な笑顔が魅力のニッポン放送アナウンサー。
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鉄道復旧のために…
4月26日
このところ、JR東日本のCMが頻繁に流れています。
「一日も早く、レールをつなぐ。
つながれば、きっと誰かの力になる。」
吉永小百合さんの、静かだけれども決意を込めたナレーション。
これに呼応するように、
昨日、東北新幹線が全線復旧し、
都心と東北との距離が、徐々に縮まってきています。

南北を結ぶ幹線がほぼ復旧した今、
残る大きな課題として残っているのが、
JR常磐線。
茨城、福島、宮城の海沿いを走る線路は、
3月11日の地震と津波で、壊滅的な被害を蒙りました。

実は、先日、宮城県亘理町にラジオを届けたときに、
付近のJR常磐線の被害状況も取材してきました。
震災直後、何度も報道された、
電車が津波に押し流され、「く」の字に折れ曲がり潰れた、
福島県のJR新地駅付近。
それは、まさしく想像を絶する状況でした。
津波は、鉄道施設もことごとく押し流し、
踏み切りも、電信柱も、線路でさえも、まったく跡形もありません。
これはいつ復旧できるのか…、
現場の駅跡地に立つと、正直呆然としてしまいました。
何しろ、JR東日本も私企業。
財源一つとっても、どこまで手当てできるのか分かりません。

東京に戻ってきてからも、ずっとそれを考えていました。
あの光景の中で、最もショックだったのは、
アメのように曲がり、山肌にへばりつくように持ってかれた線路…。
レール…。
そうだ、このレール、なんとか義援金募集にできないでしょうか?
鉄道の新線が開通するときなどに、
薄くスライスしたレールや、レールのレプリカに開業日などを彫って、
記念品として配ったり、売り出したりします。
今回は、この悲しい災害を忘れないために、
津波の強大な力を忘れないために、
そして、復興を誓うために、
あえて曲がったレールのスライスを売り出し、
それを常磐線復旧の財源にできないでしょうか?
そして、願わくば復旧開通のまっすぐなレールと
対になって飾られますように。
全国の鉄道ファンが、応援すると思います。


 
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