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| 飯田コージ |
| 1981年12月5日、神奈川県出身。2004年ニッポン放送入社。年齢当てクイズでは必ずプラス20歳上で答えられる。不自然な笑顔が魅力のニッポン放送アナウンサー。 |
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LCC花盛り |
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| 8月17日 |
LCC(ローコストキャリア)と呼ばれる、
いわゆる格安航空会社の設立ラッシュが、国内で続いています。
ANAが、ピーチ・アヴィエーションという
独立LCCを設立したのを皮切りに、
東南アジアのLCC大手、エア・アジアと組んで新会社設立を発表。
対するJALも、オーストラリアのカンタス航空参加のLCC、
ジェットスターと組んで『ジェットスタージャパン』の設立を発表しました。
このLCC、今まで慣れ親しんできた航空会社とはどこが違うんでしょうか?
それは、徹底したコスト削減に取り組んでいるところ。
既存の航空会社(レガシーキャリアといいます)は、
今までのサービスの質を落としてまでのコスト削減にはなかなか踏み込めない。
国際線で、突然「飲み物も、食べ物も出しません!」
なんてやったら、「何のためにJALを、ANAを選んだと思ってるんだっ!!!」
とクレームが殺到すること請け合いです。
一方、LCCは、そういったサービス全般を一つ一つ見直して、
削減、または選択制にしていきます。
機内の飲み物や食べ物なら、「いる人は事前に言ってくださいね。
お金かかりますよ。」という具合。
毛布も、枕も、ありますけどお金かかりますよ。
その代わり、航空券代は破格に安く抑えますよ。
という姿勢です。
そして、この航空券代を安く上げるために、
徹底的にコストカットをします。
整備用の道具も機材も人材も少なくて済むように、
一つの会社で一種類の飛行機しか持ちません。
その整備も、国内でやってはコストが高いので、
賃金の安い海外に依頼するわけです。
賃金水準の安い海外出身者を中心にクルーを編成。
最小限のキャビンアテンダントで飛ばし、
今まで専門の係りがいた機内の清掃などはキャビンアテンダント自らやります。
「サービスはシンプルに、コストを安く、
浮いたお金を乗客に還元。」
これがLCCの目指すところです。
さて、今回は日本のレガシーキャリアが設立したLCCだけに、
どこまで日本的なサービスを残せるか?が注目されます。
かゆいところに手が届く日本的なサービスは、その分お金がかかる。
LCCの方向性=コストカット、シンプルサービスとは相反します。
でも、日本人の乗客の多くは、
「そうはいっても日本の航空会社だから…」という気持ちで乗ってくるでしょう。
果たして乗客は、LCCのサービスという新基準に適応できるかどうか?
あるいはLCC側が折れて、若干の高コスト体質に目をつぶるのか?
今後の日本の航空界を占う上で、
この日系LCCの動向は注目です。
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