飯田コージ
1981年12月5日、神奈川県出身。2004年ニッポン放送入社。年齢当てクイズでは必ずプラス20歳上で答えられる。不自然な笑顔が魅力のニッポン放送アナウンサー。
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オペラ座の怪人
10月28日
ずいぶん前に、ロンドンへ貧乏旅行したときの話…。
そもそもお金がなかった上に、
当時、1ポンド250円という高値で、もう青息吐息。
入場料無料の博物館を巡るのと、
金のかからない公園や川沿いを散歩するという金欠旅行でありました。

しかしながら、せっかくロンドンまで来たのに
それだけではあまりに淋しい!ということで、
最後の夜に、思い切ってミュージカルを見てみようと思い立ちました。
格安チケット屋のtktsで、目を皿のようにして値札を見比べ、
見つけたのが、『オペラ座の怪人』。
あっ、これなら聞いたことある!
しかも、最前列が格安!!!
たしか正規料金の半額の
30ポンドほどで手に入ったような覚えがあります。

昼ごろチケットが手に入って、公演は夜。
ワクワクしながらホテルに帰り、
一着だけ持っていったジャケットにアイロンまで当てて、
いざ、出陣。
劇場街は華やかな雰囲気が漂っていて、
タキシードを着ている紳士も!
シャンパングラスを片手に談笑している淑女も!
いやぁ、大変なところに来ちゃったなぁ〜と思いながら劇場最前列のシートへ。
言葉がわからないので、ストーリーも何となくしか理解できなかったんですが、
問題はほかにありました…。

『オペラ座の怪人』の見所の一つに、
パリ・オペラ座の舞台上に輝くシャンデリアがあります。
これが、舞台上に落ちてくるクライマックスのシーン…、
シャンデリアは客席頭上から斜めに舞台上へ迫ります。
その迫力たるや…、

と、私は語ることができません。
最前列の私には、その斜めに迫ってくるシャンデリアが
まったく見えませんでした。
そりゃそうです。すべては私の頭上で起こっていたのですから…。
呆然として劇場を出たのを覚えています。

そのシーンの模様をようやく見ることができたのが、
先日見に行った劇団四季のミュージカル『オペラ座の怪人』。
当然ながらセリフも日本語なので、
ぼんやりとしかわからなかった話の筋もようやく理解できました。
しかも、チケット料金は、当時私がtktsで買ったのと同じくらい。
およそ3時間、あの時の旅を思い出しながら、
あっという間に見終わってしまいました。
何度見ても満足できる作品。お時間ありましたら、ぜひ。


 
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