 |
 |
 |
 |
| 飯田コージ |
| 1981年12月5日、神奈川県出身。2004年ニッポン放送入社。年齢当てクイズでは必ずプラス20歳上で答えられる。不自然な笑顔が魅力のニッポン放送アナウンサー。 |
|
 |
|
|
|
 |
 |
 |
 |
| |
 |
 |
香港競馬通信 |
|
 |
| 4月27日 |
今年2012年は、世界各地で政権交代・世代交代や大きな選挙があります。
1月の台湾総統選から始まって、
先月にはロシアの大統領選、今月に入ってからも、
フランス大統領選の第1回投票が行われました。
今後も、秋には中国共産党大会で、胡錦濤国家主席から習近平副主席への権力交代が行われる見込みです。
そして、11月にはアメリカ大統領選、12月には韓国も大統領選が行われます。
世界のトップの顔ぶれが大きく変わるので、
木曜日に一緒に番組をやっている青山繁晴さんに言わせれば、
今年は『惑星直列』なんだそうです。
さて、政権トップの交代ほどのインパクトはありませんが、
競馬関係者にとって一番衝撃の大きい変化、変更は、番組表の変更。
すなわち、レースのスケジュールが変わることです。
競馬のレースは、思い立ったらその場で出られるわけではなく、
その上、目標のレースに向けて、2週間〜1か月はじっくり準備しなければ勝負になりません。
そして、その目標レースの前哨戦に1か月前に出てコースに慣れて…と考えていくと、
大レースを頂点にピラミッドのようにレースが連なっていきます。
競馬界全体の大まかな動きが、このレースの番組表で決まってしまうのです。
それゆえ、番組表変更は関係者には一大事。『惑星直列』並みです。
その『惑星直列』が、今年の香港競馬の番組表で起こったのです。
今まで、春の国際レース、「クイーンエリザベス2世カップ」(QE2)と
「チャンピオンズマイル」は、同じ年に行われてきました。
ところが、今年は「チャンピオンズマイル」が1週間ずれて、QE2が4月末、
「チャンピオンズマイル」が5月アタマと変更になりました。
この理由が、日本ではなかなか考えられない理由です。
もともと、QE2には、オーデマ・ピゲというスイスの高級時計メーカーが
毎年スポンサーについています。
それゆえ、当日の沙田(シャティン)競馬場では、
時計を身に着けた美人モデルのファッションショーが開催されるなど、
華やかなムード、女性的なエレガントなムードになります。
で、今年からチャンピオンズマイルには、BMWがスポンサーにつきました。
BMWの車の展示などを競馬場で展開するそうなんですが、
こちらはどちらかというと男性的な力強さがウリ。
二つを同じ日にやると、なんだか会場の雰囲気がおかしくなりそうですよね。
その上、メインレースの冠スポンサーにつくと、
競馬場から街中のポスターから看板から、レース当該週にはこのスポンサーの名前が連呼されます。
その時に、競合ではないにせよ、2つの企業名が並列だと分かりにくいことこの上ない…。
ということで、極めて営業的な理由で番組表が変更になりました。
こうやってフレキシブルに変更できるのも、
ま、日本に比べれば馬の頭数も組織も小さい香港ジョッキークラブだからこそできるとも言えますが、
これだけスポンサー本意で対応してくれるからこそ決まるスポンサーもあるわけで、
親方日の丸のJRAとの違いが際立つというものです。
さて、この国際G1ウィークの先鋒、QE2には、
日本からルーラーシップが参戦します。
下馬評は上々のようですが、果たして…。
|
| |
 |
|
|
 |
 |
 |
|
| |
|