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| 飯田コージ |
| 1981年12月5日、神奈川県出身。2004年ニッポン放送入社。年齢当てクイズでは必ずプラス20歳上で答えられる。不自然な笑顔が魅力のニッポン放送アナウンサー。 |
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香港競馬通信 |
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| 7月 6日 |
企業活動が国境をまたぐようになると、どうしても悩まされるのが、為替。
そして、為替市場は国際政治や経済など様々な情勢に左右されますから、
そういった国際情勢に明るくなくては先を見通せませんし、
それにより企業活動が大きく影響を受けるのも日常茶飯事となりました。
先日のエルピーダメモリの経営再建断念も、円高という国際情勢の変化に対応しきれなかったのが敗因と言われています。
もちろん、国内の顧客のみを相手にした商売であればそれほど影響を受けないであろうと思いますが、なかなかそうもいかないようです。
競馬というビジネスは、基本的にはドメスティックな商売です。
しかし、香港競馬の主催者、香港ジョッキークラブは、国際的な為替情勢を鑑みて、来シーズンから賞金を引き上げると発表しました。
馬券を買うのはほとんどが香港人という、典型的なドメスティック産業であるのにナゼか?
そこには、香港の競馬界の、海外との密接なつながりがありました。
香港は、地元で馬産をしていないので、どこかから買い付けてきます。
競走馬を変えるだけのお金持ちが、たとえばオーストラリアで馬を買ったとして、
どこで走らせるかはもちろん馬主の自由です。
そこで決め手となるのが、賞金額。
同じようにレースに出て、同じように好成績を上げたとすると、
賞金額が高い方が当然好まれます。
さらに、ある国と別のある国の賞金水準を比較するときには、
自ずと国際決済通貨のドルと使います。
現在、香港ドルはアメリカドルとペッグしているために、通貨安。
放っておけば、国際的には賞金が目減りしているように見えるのです。
それゆえの今回の賞金増額。
日本の場合には、馬主審査が厳しいため、また自前で馬産を行っているために
海外動向を気にする必要はありませんが、
香港はこうでもしないと生き残れないのです。
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