飯田コージ
1981年12月5日、神奈川県出身。2004年ニッポン放送入社。年齢当てクイズでは必ずプラス20歳上で答えられる。不自然な笑顔が魅力のニッポン放送アナウンサー。
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香港競馬通信
11月16日
いよいよ、香港国際レースに向けたトライアルレースです。
今週末、ジョッキークラブカップ(2000m)、ジョッキークラブマイル(1600m)、
ジョッキークラブスプリント(1200m)という3つのレースが開催されます。

あれ?本番は4つなのに、なぜ3つしかないの?と思われた方もいるかもしれません。
そうなんです。4番目、最も長い2400mの香港ベースの前哨戦だけないのです。
というのも、短距離偏重の香港競馬。
長い距離のレースもあるにはあるんですが、
なかなか頭数が揃わないんですねぇ〜。
そこで、本番はともかく、トライアルは2000mにまとめてしまえ。
という判断が下されたというわけです。

その分、JCカップは重要性が増します。
それはそうですよねぇ〜。2つのG1の試金石を同時に見られるわけなんですから。
というわけで、現地の報道も過熱気味です。
香港馬全体の総大将と目されるアンビシャスドラゴンはJCマイル出走なので、
カップは核になる馬がなかなか探しづらくなっています。
挙げるとすれば、去年の香港カップの覇者、カリフォルニアメモリー。
去年は、香港育ちのジョッキー、マシュー・チャドウィックを鞍上に、
シャティンのターフを駆け抜けました。
香港育ちのジョッキーによる国際レース制覇は初めてだったので、
シャティンのスタンド全体を地鳴りのような轟音、歓声が包みました。

あれから1年。
今年はシャティン・トロフィーから始動。
1600mという不得意な距離ながら5着ということで、
管理するトニー・クルーズ調教師も今走に期待しています。
「何と言っても、よく5着まで来たよねぇ〜。基本、この馬は鉄砲駆けしないのよ。
その上130ポンド(およそ59キロ)というハンデ。ホント、よく走った。
今回はやってくれると思うよ。」

一方、JCマイルはアンビシャスドラゴン絶対と思いきや、
前走シャティン・トロフィーで2着だったグローリアスデイズが雪辱に燃えています。
主戦の、香港トップジョッキー、ダグラス・ホワイトが、
前走の敗戦である決意をジョン・サイズ師に伝えたそうです。
「アンビシャスドラゴンに勝つためにはなりふり構っていられない。
ブリンカーを付けて、レースに集中させましょう。」
ブリンカーとは、馬の目の周りにカップのようなものをつけて、
馬の視界をある程度さえぎるもの。
というのも、馬の視界は300°近くあって、真後ろ以外は見えるといいます。
その上、馬は怖がりなので、馬によっては周りに気を遣って、
レースに集中しにくくなるのです。
そこで、強制的に前しか見えなくすることで、より走る能力を引き出そうとするもの。
秘密兵器で、一矢報いることができるのか?注目です。


 
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