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| 飯田コージ |
| 1981年12月5日、神奈川県出身。2004年ニッポン放送入社。年齢当てクイズでは必ずプラス20歳上で答えられる。不自然な笑顔が魅力のニッポン放送アナウンサー。 |
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香港競馬通信 |
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| 1月23日 |
日本では、この時期の3歳馬が古馬に挑むということはありません。
まだまだ成長途上の3歳馬と完成された古馬では馬格も違いますし、
第一歯が立ちません。
しかし、ところ変われば常識変わる。
香港ではそんなことはありません。
というのも、香港競馬はほぼすべてのレースがハンデ戦。
ハンデ戦というものは建前の上では直線ゴール前でデッドヒートになるような構造です。
接戦になることが前提のレースなんですから、
競走に耐えうる基本的な能力が備わっていさえすれば、年齢は関係ありません。
なので、特に下級条件のレースでは、上下の年齢差5歳以上というレースも少なくないわけです。
とはいえ、グレードレース、それもG1となれば話は別。
そこまでレベルが上がってくれば、勝負の行方は紙一重。
ある程度の経験というものがモノを言うわけで、
そんな世界ではこの時期の3歳馬は不利といっていいと思います。
今週末行われる、ケント&カーウェン・センテナリースプリントカップにしても、
過去10年、3歳馬の勝ち馬は出ていません。
制度としてできるできないと、実際に勝てるかどうかは別というわけですね。
さて、今年はそんな大きな大きな壁に挑もうという若武者が現れました。
それが、リッキー・イウ厩舎の新星、アンバースカイ。
イウ師も、大きな壁は認めつつも、やる気は十分です。
「たしかに過去10年3歳馬は勝ってないけど、この馬はすでに6戦4勝。
その上、今回は定量戦ながら、3歳馬は7ポンド(およそ3キロ)のハンデがあるからね。」
ただし、イウ師もスプリント路線のライバル達の層の厚さは認めています。
香港スプリントの1番人気、ラッキーナイン(5着)、
同4着の古豪、ジョイアンドファン、
2着に好走したセリスチェリーなどなど、やっぱり香港のスプリント路線は盤石である印象があります。
あと一頭、新星を探そうとするなら、G1多頭出しの常連、ジョン・ムーア厩舎から、フレデリックイーグルスでしょうか。
この馬、スプリント戦でここ3連勝。頭角を現してきました。
実はこの馬、香港に来る前にはイギリスを拠点にしていて、
ロイヤルアスコットの芝1000mを快勝したり、2歳のG2を勝ったりと、
移籍当時は相当期待された馬。
その後香港に到着しましたが、当初は新天地に戸惑ったようです。
「この馬には、ウチの厩舎のNo.1スプリンターに育ってほしいってずっと思っていたんだ。
ま、香港のライフスタイルに慣れるのに、ちょっと時間がかかったけどね。
去勢を経て、落ち着いたね。今は素晴らしい充実ぶりで、能力もどんどん伸びてる。
状態もいいし、今回はチャンスあると思うよ」(ムーア師)
香港のスプリント路線は、次から次へと新星が登場します。
今週末は果たして世代交代はあるんでしょうか?
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