飯田コージ
1981年12月5日、神奈川県出身。2004年ニッポン放送入社。年齢当てクイズでは必ずプラス20歳上で答えられる。不自然な笑顔が魅力のニッポン放送アナウンサー。
あなたとハッピー
ニッポン放送ケータイ
飯田コージの外はおまかせ!
 
香港競馬通信
2月18日
あまりの番狂わせに、沙田競馬場のスタンドは静まり返ってしまいました。
今年の香港クラシック三冠の第2戦、香港クラシックカップは、日本でいえば単勝万馬券の超人気薄、イットハズトゥービーユーが勝ちました。
2着も同じく人気薄のプレジデントリンカーンで、
馬連1800倍(日本流では18万馬券!)、3連単に至っては34900倍(同349万馬券!!!)。
いやぁ〜、なんてうらやましい超大穴馬券!
この欄でも紹介した、ゴールドファンもアキードモフィードも、オータムゴールドも馬券には絡まず、いいとこなしの惨敗でありました。

なぜこんなことになったのか…?考えていくと、やっぱり枠順でした。
当欄でも何度も指摘している、香港競馬の異常なまでの内枠有利。
今回も、勝ったイットハズトゥービーユーは2番枠。
2着のプレジデントリンカーンも3番枠です。
特に、経験の少ない馬が集まるクラシック三冠レースなどは実力勝負というよりは、こうした別の要素が大きく左右することがあるようです。
これは、勝利ジョッキー、ティム・クラークも認めています。
「今回の勝利は、馬の力もさることながら、枠順が重要な役割を演じたのは否定できない。2番枠は幸運だった。内内を進んで、直線馬込みの開いたところに突っ込んで行けたからね。」
勝ったティム・クラークは、これが香港での初G1勝利。
道中は足をため、直線残り200から鮮やかに差し切っての見事な勝ちっぷりは、枠順もありますが馬自体の力も認めなくてはなりません。
管理するジョン・サイズ師にとっては、去年のフェイフェイに続いてのダービー連覇に向けて、厩舎の目玉ができたというもの。
さらに距離が伸びるダービーについては、
「おそらく2000mも持つと思う。調教ではそのぐらいの距離はこなしているからね。たぶん距離が伸びていいタイプだと思う。1800mぐらいからが彼の本領だね。」
と、今日のレースを見て自信を深めた様子でした。

一方、惨敗に終わった人気馬。
13番枠が災いしたゴールドファンですが、直線後方から差を詰めて4着。
一瞬、届くかな?と思わせる末脚は、上がり400m22秒42。
同じく10番枠が災いした寮馬アキードモフィードは、上がり22秒27でメンバー中最速。
2頭とも、その実力の片りんは見せました。
さて、混戦模様の香港ダービー。
本番の3月17日までに、各陣営どこまで仕上げられますでしょうか?


 
前のページ 最新のページ 次のページ
 
 
  ニッポン放送トップページ夜の番組ページ
Copyright © 2012 Nippon Broadcasting System, Inc. All Rights Reserved.