 |
 |
 |
 |
| 飯田コージ |
| 1981年12月5日、神奈川県出身。2004年ニッポン放送入社。年齢当てクイズでは必ずプラス20歳上で答えられる。不自然な笑顔が魅力のニッポン放送アナウンサー。 |
|
 |
|
|
|
 |
 |
 |
 |
| |
 |
 |
香港競馬通信 |
|
 |
| 2月25日 |
今年のリーディングジョッキー争いは、王者ダグラス・ホワイトに若武者ザック・パートンが挑むという構図になってきました。
去年の年末、香港ではシーズン序盤に日本のワールドスーパージョッキーズシリーズを制するなど、
幸先のよいスタートを切ったなぁと思っていたら、あれよあれよと勝利を積み重ね、
現在はデッドヒートを続けています。
昨日の香港ゴールドカップの結果は、そんなリーディング争いにも影響があるかもしれません。
ジョン・ムーア厩舎のミリタリーアタックが勝ち、その鞍上は、ザック・パートンでした。
実はムーア師はこのミリタリーアタックがG1級の器だと前々から言っていて、この馬はいわば厩舎の秘蔵っ子。
それがようやく結果を出してくれたんですから、喜びようは相当なものでした。
「今回のようにスムーズに先行抜け出しをすれば、いい結果が出るとずーっと思っていたんだ。
よどみのないペースで、末脚が切れただろう?
いやぁ、この馬はもっともっとG1を勝つよ!」
そして次走にも言及しました。
「次は招待されればドバイデューティーフリー(国際G1)に挑戦したいね。ザックは乗ってくれるだろうし」
すっかり、パートンが自分の厩舎の所属ジョッキーになったかのような口ぶりですが、
パートンがムーア厩舎所属馬でG1を勝つのはこれが初めて。
それだけにパートンの方も新たなパートナーを見つけた思いのようで、
「信じられない気持ちだよ!ジョン(ムーア師)は、香港に来たての時に何かとお世話になったんだよね。でも、その時は厩舎所属のジョッキーがいたから、しょっちゅう乗り替わりになってたんだ。今回ダグラス(・ホワイト)を追いつめるためには、ジョンからいい馬を回してもらわなくちゃ!」
ホワイトにはジョン・サイズ厩舎というお得意があって、
そこのほぼ専属のようにいい馬を回してもらって勝ちを重ねています。
一方、パートンにはそういった関係の厩舎はありません。
地道に頼まれた仕事を一つ一つこなしていくうちに、評判が評判を呼び、
これだけの勝ち星を積み重ねたわけです。
ただ、それでは終盤のつばぜり合いで不利になることもあります。
かつて、幾多の若武者がホワイトに挑み、終盤に競り負けました。
はたして、ムーア師はパートンにとってのお得意になるのか?
それは今後のパートンの活躍次第といったところでしょうか。
ムーア一色の香港ゴールドカップでしたが、一つ心配な出来事がありました。
圧倒的な人気に推されながら、11頭立ての10着に惨敗したカリフォルニアメモリー。
獣医の診断のよると、レース中に心房細動を発症していたようです。
この後、4月末のクイーンエリザベス2世杯、5月末に香港古馬三冠の最終戦、チャンピオンズ&チャーターカップが行われるという香港の競馬スケジュールですが、主役の活躍に黄色信号がともりました。
|
| |
 |
|
|
 |
 |
 |
|
| |
|