飯田コージ
1981年12月5日、神奈川県出身。2004年ニッポン放送入社。年齢当てクイズでは必ずプラス20歳上で答えられる。不自然な笑顔が魅力のニッポン放送アナウンサー。
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香港競馬通信
3月18日
やはり今年の香港クラシック三冠は、リチャード・ギブソン厩舎を中心に回っていました。
考えてみれば、アイルランドダービーを4着したアキードモフィードをギブソン師が手に入れた去年の秋から、常に三冠レースの話題の中心にいたわけですが、
昨日の香港ダービーでその物語に壮大な終止符が打たれました。
ギブソン厩舎の真打、アキードモフィードが、ついに香港G1の栄冠をもぎ取ったのです。
厩舎内では、レース直前まで不穏な空気が漂っていました。
寮馬ミザーニが右前脚のハ行で主催者側からドクターストップ。
まずは経過観察とのことだったんですが、結局当日の朝に出走取り消しという判断が下されました。
3本の矢のうちの1本が、レース前に失われたわけです。

そして、レースも心配されたとおり、超の付くほどのスローペースになりました。
アキードモフィード鞍上のダグラス・ホワイト騎手も、
「今回はゲートも上手く出られたんだけど、前半どスローで手こずったよ」
「馬込みの中でゴチャつくのが嫌だったからちょっと下げたんだけど、我慢させる格好になったね」
ということで、流れが向いたというわけでもなかったようです。
それでも、直線力強く抜け出し、最後は内枠を利したエンドゥイングを半馬身押さえてのゴール。
3着のゴールドファンと合わせ、ギブソン勢が目立つレースになりました。

そのギブソン師は、香港での開業2年目で初の大レース制覇ということで感激しきり。
「ベストな馬がレースを勝って、ファンも関係者もハッピーだっただろう?」
と茶目っ気を見せた後、「彼(アキードモフィード)は期待通りのレースをしてくれた。でも、まだ底を見せていないと思うよ」
と、馬の潜在能力に舌を巻いていました。
これはホワイト騎手も指摘していて、
「彼は今日のレースの中でベストホースだった。でも、僕もまた彼の底を見ていないよ。レースを重ねれば、もっと良くなるんじゃないかな?」

さて、そうなると気になるのは次走。いよいよ、古馬一線級と激突?というところに興味が行くわけですが、ギブソン師は、
「それは大きなチャレンジなわけだし、2,3週考えて適切な時期に適切にお知らせします」
と、慎重な言い回しに終始しました。
外野のファンとしては、クイーンエリザベス2世杯で年度代表馬のアンビシャスドラゴンと対決!?なんて思っちゃうんですが…。


 
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