飯田コージ
1981年12月5日、神奈川県出身。2004年ニッポン放送入社。年齢当てクイズでは必ずプラス20歳上で答えられる。不自然な笑顔が魅力のニッポン放送アナウンサー。
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香港競馬通信
5月27日
昨日、沙田競馬場で行われた今シーズン最後のドメスティックG1、
スタンダードチャータード・チャンピオン&チャーターカップ。
小柄な芦毛のヒーローが、末脚を爆発させてライバルたちを抜き去って行きました。
12月の香港カップ以来、勝ち星からも運からも見放されていたカリフォルニアメモリーが、
久々にウィナーズサークルに帰ってきたわけです。
今回、カリフォルニアメモリーはそのキャリアの中で初めて2400mに挑戦。
果たしてスタミナが持つのかどうか心配されていましたが、
残り200mで完全に抜け出したその時、そうした心配が杞憂であったことを証明しました。
同厩のウィリーカザルスに1馬身4分の1の差をつけてゴールした瞬間、
カリフォルニアメモリーの今シーズン・チャンピオンステイヤーのタイトルが確定しました。

このレース、管理するトニー・クルーズ調教師にとっては非常に久しぶりの勝利。
というか、調教師としては初勝利で、前回の勝利はジョッキー時代にさかのぼります。
「18年前の1995年にジョン・ムーア厩舎のマカープラスターで勝って以来だね。
それだけに素晴らしい勝利。我が厩舎でワン・ツーフィニッシュというのも格別だね」
クルーズ師は勝利の喜びに酔いしれました。

一方、勝利ジョッキーのマシュー・チャドウィックはレースを振り返って、
「事前のプランでは、まずは道中後方に控えてリラックスさせた上で、
本当に2400m持つのかを確かめようと思ったんだ。いい気分で走っていたよ。」
ちょうど、一番人気のドミナントの直後を追走し、虎視眈々と控えているという走りでした。
「そして、残り800mで上がって行ったんだけど、残り600mでちょっと手ごたえが怪しくなったんだ」
その時、先頭を走る去年の勝ち馬・リベレイターにドミナント、さらにイリアンが襲いかかり、
ザック・パートン鞍上のドミナントが抜け出しを図ったころでした。
カリフォルニアメモリーは内に進路を取って盛り返し、末脚を爆発。
残り200mでお釣りがなくなったドミナントを抜き去りました。

「ドミナントを目標にしてついて行ったのは正解だったよ。
ペースも上々で、ボクらはどこで末脚を繰り出すかという自分の仕事に集中することができた。
彼はリラックスして走っていて、これなら直線で前を捉えられると思った。
まだまだ余力があったし、いいリズムで突き抜けられた。ベストレースだったね」

さて、一番人気のドミナントはゴール直前、
同じトニー・クルーズ厩舎のウィリーカザルスにも抜かれて3着でした。
この欄でも紹介したとおり、イタリアダービーで2着、のちの凱旋門賞馬にも先着していたウィリーカザルスについてクルーズ師は、
「ウィリーカザルスは勝てるかもなぁと思っていたんだけど、カリフォルニアメモリーは国際G1馬だからね。
でも、今日の走りはとっても満足しているよ。
ゴール前いい脚を見せてくれていたし、もしもうちょっと道悪だったらこの馬がチャンピオン&チャーターを勝っていたと確信しているよ」
ワン・ツーフィニッシュに饒舌だったクルーズ師。
かったカリフォルニアメモリーはさることながら、
この2着のウィリーカザルスこそ来シーズンに注目の新星のようです。


 
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