飯田コージ
1981年12月5日、神奈川県出身。2004年ニッポン放送入社。年齢当てクイズでは必ずプラス20歳上で答えられる。不自然な笑顔が魅力のニッポン放送アナウンサー。
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飯田コージの外はおまかせ!
 
香港競馬通信
6月17日
先日、今シーズン最後のG1が終わったと書きましたが、
昨日、正真正銘今シーズンのラスト重賞も終了しました。
とはいえ、このレース、プレミアカップ(HKG3)はハンデ戦なので、実力馬の参戦というよりは上がり馬たちが次のシーズンに向けてどう弾みをつけるかが問われるレースでした。

勝ったのは、中段から4コーナーで伸びてきた、ジョン・ムーア厩舎のスターリングシティ。
今シーズンのジョン・ムーア厩舎はリーディング争い四天王からはちょっと離されましたが、獲得賞金額では断トツ。
このレースの賞金220万香港ドル余りを加算すると、
ついに獲得賞金1億香港ドルを突破しました。

記者がリーディング争いに水を向けると、そこは謙虚に、
「チャンスない!チャンスないよ。
だってウチの厩舎にはクラス3とかクラス4の馬はほとんどいないんだから。
ボクの流儀として、(年に数回しかレースに出ないけれど)大きなレースをビシッと勝つのがいいんだ。」
たしかに、リーディングを争うような厩舎には、下級条件の馬がたくさんいます。
この馬たちが何度もレースに出て勝ちを拾ってくれば勝利数は増えます。
一流馬と違って使い詰めしてもオーナーが怒ったりマスコミが騒いだりしませんので、
特にシーズン終盤など、日曜に沙田で使って水曜にもハッピーヴァレーでまた走ってる!なんてことがザラに起こるのです。

さて、リーディング争いではなくすでに次を見据えているムーア師。
勝ったスターリングシティの次シーズンの目標について。
「1400mで勝ったから、(12月の)国際レースではスプリントを目指そうかマイルを目指そうか迷っているんだ。これはオーナーと話さなきゃいけないんだけど、ボクとしてはマイルを目指したいんだよねぇ。
道中リラックスして走っていたので、忙しいスプリントよりはマイルの方がいいし、マイルならステップレースでハンデ戦を使えるんだ。(沙田トロフィー)
ま、まだまだこれから相談だけどね」

調教師のこの意見を、騎乗したトミー・ベリー騎手も後押しします。
「道中リラックスしていて、というかむしろちょっとズブいところのある馬なんだ。
だから、忙しいスプリント戦よりも、道中息を入れられるマイルの方が合うと思うな。
その方が、この馬の末脚を生かせると思うんだよね。」
休み明けで沙田トロフィーを勝ちきるようなことがあると、マイル戦線にまた新星が登場となります。


 
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