飯田コージ
1981年12月5日、神奈川県出身。2004年ニッポン放送入社。年齢当てクイズでは必ずプラス20歳上で答えられる。不自然な笑顔が魅力のニッポン放送アナウンサー。
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香港競馬通信
11月14日
週末の国際レーストライアル、今日はジョッキークラブマイル、そこにはラッキーナインのオーストラリアでの惨敗に雪辱を期すキャスパー・ファウンズ調教師の姿がありました。
いわば、フレミントンの仇を沙田で討つというものです。
今回のファウンズ勢はパッキングウィズとヘレンスピリット。
ゴールドファンやブレイジングスピードと並び、いずれも人気の一角となる素質馬です。

まず、パッキングウィズ。
この馬は去年の今頃、次の世代の主役として注目されていました。
そのころはジョン・ムーア厩舎の所属馬で、シーズン序盤に出色の内容で2勝。
そこからJCカップ(2000m)で古馬一戦級に挑戦し、半馬身差4着。
しかし、それがいわばパッキングウィズの最高値。
そこからは平凡な成績が続き、ついには転厩ということにもなってしまいました。
しかし、今年は全く違います。
今年はこのレースが休み明け初戦。
去年、使い詰めで疲れた反省が生きています。
しかし、初戦が遅くなった分だけ仕上げは強め。先日1日の発馬試験調教も含め、何度も強めに追って順調そのもの。
2年前のイタリア2000ギニー(G3)馬は輝きを取り戻しつつあります。
「挫折して、バッテンをつけられたこともあったけど、今や彼は急ピッチに輝きを取り戻そうとしているよ。ここ一週間は確実に良くなってきているね。そのデキに陣営一同満足しているよ」
ファウンズ師はほほを緩ませ、転厩初戦のチェアマンズトロフィー(HKG2)での強烈な末脚の再現を狙っているようでした。
「オーストラリアに発つ前、彼はいい調教をしていたんだ。戻ってきて先週金曜強めに追って、月曜には芝で稽古つけたんだけど、好調をキープしていたね。まぁ、今シーズン初戦だしまだ100%のデキとは言えないけど、いいレースをするには十分なデキだし、12月の本番に向けてある程度の方向を見せてくれるといいね」
パッキングウィズは昨シーズン、チャンピオンズマイル(G1)でムーア厩舎のダンエクセルの3着に入っています。
そして、その時わずか短頭差の2着だったのが、寮馬ヘレンスピリット。
こちらは今シーズンすでに2戦していて、その堅実さは見せています。
前走、沙田トロフィー(HKG2・芝1600m)では、勝ったゴールドファンと半馬身差の2着に入りました。
「ヘレンスピリットはいいレースを続けているよね。今回もやってくれると思うよ。水曜朝の調教はとてもよかった。彼は大負けしない堅実さがあるよね。ただ、それが正統に評価されないことが多い。チャンピオンズマイルで短頭差2着だってのに、前走は全く人気しなかったもんね。まぁ、それでも彼はああして走ったわけだし、その後も状態をキープしているよ。彼は時々大穴をあけるような印象だろうけど、われわれにとってみれば驚くべきことではないさ。


その、チャンピオンズマイルの勝ち馬、ダンエクセルは沙田トロフィー8着以来の出走。
「ダンエクセルは前走ちょっと期待外れだったけど、それは予定通りに調教をこなせなかったのが痛かった。だから、ローテーションを見直すことも考えたくらい。願わくば今回のレースで香港マイルへ前向きなきっかけをつかんでくれればいいんだけど、本来のデキまではあと一歩かなぁ…。月曜にミリタリーアタックと追い切ったんだけど、それはスムーズだったんだよ」
管理するジョン・ムーア調教師は祈るように話しました。

一方、リチャード・ギブソン厩舎のゴールドファンが、ちょうど一年前のパッキングウィズのように期待の星となっています。
同じように、今シーズンに入ってからすでに2連勝。
ナショナルデーカップ(HKG3・芝1400m)と沙田トロフィー(HKG2・芝1600m)を勝ってここに臨んでいます。

トニー・クルーズ厩舎からは、ブレイジングスピード。
先日のササレディースパース(HKG3・芝1800m)でトップハンデを背負いながら小差の2着しています。

12月の国際レースに直結するトライアル。香港中の競馬ファンが注目しています。


 
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